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サトシが家の中に入ると、部屋の中は暗く、
誰も居ない様子であり、
豆電球が上からぽつんと垂れ下がっていた。
サトシ(薄気味悪い場所だなぁ)
家の中に入った途端、
女性の声は聞こえなくなった。
サトシ:「おいっ!ちゃんと来たぜ!
どっかにいるなら出てこいよ!」
、、、
しかし、何も返答はなかった。
サトシ:「もしかして騙したのかー!?」
、、、
倉庫のような家には一階に窓はついておらず、
真ん中にテーブルと椅子だけが
配置されており、その奥は何も見えない
気味の悪い場所だった。
サトシ(、、、ダメだ。一旦出よう)
サトシは気味の悪さを感じた為
一度出る事にした。
しかし、、、
サトシ:「、、、あれ?ドアが開かない」
ガチャガチャガチャ(ドア)
何故かドアが閉まった。
サトシ:「なんだってんだよ、、。
よし、こうなったら、、」
スッ(モンスターボール)
サトシ:「カラカラっ!頼むぜ!」
ポーンッ
カラカラ:「カラッ!」
サトシ:「カラカラ!ドア開けるの
手伝ってくれ!」
カラカラ:「、、、」
サトシ:「行くぞ!一緒に体当たりだ!
、、せーの!」
ドンッ(サトシのみ体当たり)
カラカラは体当たりせずドアに背を向けていた。
サトシ:「どうしたんだよカラカラ!」
カラカラ:「、、、」
カラカラはテーブルの方を見つめていた。
サトシ:「、、カラカラ?」
カラカラ:「、、、」
サトシに返答せずジッとテーブルの方を
見つめるカラカラ、、、。
サトシ:「カラカラ、、、もしかして、
お前、何か見えるのか?」
カラカラ:「、、、」
サトシ:「おいカラカラッ!
何か言ってくれよ!」
カラカラ:「、、、」
サトシ:「ったく、、こうなったらヒロシに!」
サトシはドアの方を向き無線機を取り出し、
ヒロシに連絡をとる事にした。
ピッ(無線機)
サトシ:「ヒロシ?聞こえるか?」
ザザザ、、、ザザザッ(ノイズ)
サトシ:「ヒロシ?繋ってるなら
何言ってくれ!」
無線機:「ザザザ、、、ザッ、し、、ろ」
サトシ:「え??」
ヒロシの言葉を理解出来ないサトシ。
そして
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