第二話 少女と鉄の巨艦達
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「サーシェス、武装に関しては問題ないな？」
「おう、ばっちしだぜ。あとで詳細は送るから兎に角休憩をとりな。ここで情報がない以上は動けないし、刹那達が情報を手に入れてきてくれるかの話なんだがな。」
サーシェスは冷やかしを刹那に投げつけたが、帰ってきた反応は、
「赤い霧がうざいからジェネシスで吹き飛ばす。」
だと。何とも自分達の居場所ばらすような罪悪感を生まないのかお前は。とか思っていたらFAXが届いた。恐らく例のあれだろう。手に取り全体に目を通した。
全戦艦現在報告
ネェル級一番艦ネェル・ラーカイラム
外壁 異常無し
動力 核融合炉 異常無し
武装 被弾率１０％
現段階で使える武装
対空ビーム砲×２８
主砲塔［低出力連装メガビーム］［主出力連装メガ粒子砲］［高出力プラズマエネルギーパラエーナ砲］［最大出力ジェネシスキャノン］×９
前部ミサイル菅×８
ローエングリン×２
ネェル級二番艦ネェル・アークエンジェル
外壁 ラミネート装甲使用不可
動力源 核融合炉 異常無し
武装 被弾率５％
現段階で使える武装
イーゲルシュテルン×８
対空迎撃ミサイル ヘルダート×２４
対艦ミサイル コリントス×６
ゴットフリートmk−７１×２
ジェネシスmk−８６×２
ローエングリン×２
バリアント×１ ［一基は電力不足により使用不可］
ネェル級三番艦 ネェル・ミネルバ
外壁 異常無し
動力源 ハイパーデュートリオンエンジン 出力４％低下も支障無し
武装 被弾率４８％
現段階で使える武装
２０mmCIWS×４ ［右舷迎撃網大破］
イゾルデ×２ ［真ん中砲塔中破］
ジェネシス×２
タンホイザー 大破
ネェル級四番艦 ネェル・プトレマイオス３［ELS仕様］
外壁修復中
動力源チャージ中
武装 被弾率０％
ELSの自己進化により新武装追加
ジェネシス×４
GNミサイル×２０
バリアント×６
「うわあ、ELSやるねぇ、けれどしばらくは動けないみたいだし、情報収集でもやりますか、刹那、外に出るぞ。情報収集でも行くぞ。」
「りょーかいー。」
刹那はのんきな返事と共に此方に向かうことを伝えた。
「魔理沙！あれかしら？」
「恐らくそれだぜ。」
「近づいてみるわよ、取り敢えず最悪破壊しなければならないし。」
「了解だぜ。」
二人の少女は刹那達がわいわいやる戦艦四隻に近づいていった。
「ものすごく大きいわね、この大きさなら普通に異変でも起こせそうわね。」
「けれど、なんも仕掛けもないし、もっと向こうだと思うぜ。」
「そう、じゃあ取り
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