ガンダムW
1580話
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って、こっちが手加減をするつもりは一切ないのだが。
「綾子、続け」
『了解』
近接武装を持っていないトーラスとしては、俺の言葉に躊躇うところもあるだろう。
だが、それでも綾子は俺の言葉に一切躊躇せずに返事をする。
チェーンライフルの弾丸の殆どを回避し、トールギスの後ろにいるトーラスに当たりそうなものだけをシールドを使って防いでいく。
そしてエアリーズ隊との距離が縮まっていき……横を通る瞬間、シールドから引き抜いたビームサーベルを一閃、二閃。
トールギスの通り道にいたエアリーズが2機、空中に爆発の華を咲かせる。
だが、その時には既に、トールギスとトーラスはエアリーズ隊を正面突破しており、エアリーズ隊が大きく弧を描くようにして方向転換しようとしているのが見える。
だが……次の瞬間、方向転換をしようとしていたエアリーズに、シェンロンガンダムの伸ばした右腕が突き刺さる。
背後で新たに起きる爆発。
その爆発を背に、トールギスとトーラスはロームフェラの支配者たるデルマイユの屋敷が見えてきた。
屋敷の周囲には、俺が起こした騒動に対処する為だろう。リーオーの姿もある。
そのリーオーがこちらに向かってライフルを構えるが、ドーバーガンから放たれたビームがリーオーを爆破した。
そしてデルマイユの屋敷へと向かい、外部スピーカーのスイッチを入れて呼び掛ける。
「これから1分後、デルマイユの屋敷を破壊する。死にたくなければ脱出しろ」
告げながら、俺のトールギスと綾子のトーラスは次々にリーオーを撃破していく。
そして1分後……デルマイユの屋敷は見るも無惨な姿へと代わるのだった。
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