オリジナルハイヴ攻略 後編 4
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攻撃は出来なくなったといっていいほどだ。
確かにモビルスーツの弱点は空中から攻撃であり、物量を持って攻撃されるとモビルスーツも倒せると長年の研究では分かっているが、だがその前に空飛ぶ艦艇もあり、また防御も攻撃も出来る圧倒的な゛ストロイガンダムという存在を知っている地球上の各国にしてみれば。
結局は自分達が作り上げている戦術機をより進化させるしか対抗手段はないと考えているのだ。
それにだ、ここ一ヶ月で火星軍や政府の発表で宇宙では戦術機は使い物にならないという発表があったばかりであった、確かに戦術機基本地球上で活動するように作られている為に、宇宙で活動できるように作る機体も必要だと考える国が出てきても不思議ではなかった。
なんせ奪還するのはあの月面であり月なのだから、火星軍は今後の地球上でのハイヴの攻略には力は貸さない代わりに、逆に月の奪還に協力すると国連の議会で発表したばかりなのだから。
だがこれはあらかじめ決められていたことでもあった、地球側としてもこれ以上地球側の各国の戦力でハイヴする落とせないのであれば、今後の地球の情勢が色々とまずいことになりかねない。
それと同時に月にもハイヴが複数存在していることからも宇宙で活動する戦術機が必要と判断したわけであった、この情報は特にアメリカの戦術機メイカーの社長達には重大な情報であった。
今後戦術機の活躍する場所が限定されることになれば現状の戦術機だけを作るわけにはいかない会社も沢山あったからだ、だが同時に今度は宇宙でもつかえる戦術機の開発ははっきりといえば困難すぎたのだ。
結局この宣言以降、旧オリジナルハイヴの管轄や土地の占領の権利方面一切合財全て火星軍と政府に押し付けたのが今の地球の情勢であった。
それに残りハイヴ3個の封じ込めには結局は火星軍の力も借りなければ物資も資源もないないづくしの地球側では強く言うことも出来なかった。
これによって本当の意味で火星軍は地球上に自分達の本拠点といえる場所を確保したのだ、逆に言えばオリジナルハイヴ周辺の土地を軍事拠点は当たり前すぎて、火星軍も政府もあと半年以内には立派な一大軍事拠点が完生する予定である。
火星軍としてもジャブローに近い地下の軍事拠点化を目指しているために、地下の工事の方がむしろ大がりといえたのだ。
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