進路指導のウィザード
対魔法使い戦×黒幕の正体と対邪龍戦
[6/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
な戦闘狂なドラゴンと一緒にされては困るが、我らはかつて滅んだ邪龍の一体で筆頭格だ。強い奴はいるのだろうよ』
巨大ドラゴン達は、牙の並ぶ口を開く様子を見てた。銀色に輝く双眸と眼光はギラギラと戦意と殺気に満ちていた、確かに面倒な相手ではあるがこれでやっと本気が出せると嬉しがっているCB側とハイブリッドの者達。どんな強者が出てくるかと思えば、邪龍筆頭格二匹と暴れ回るしか脳がないドラゴン。戦い甲斐はあるし、試したい技の初披露にもなる。
『・・・・何やら邪龍のオンパレードのようだが、俺的にはグレンデルだな。奴は暴虐の果てに、初代ベオウルフによって完膚亡きまでに滅ぼされたはずだ』
『ヴリトラの言う通りであるが、相棒らにとっては久し振りに力を発揮できる相手と見れる』
『私もそう思うが、グレモリーとシトリーの悪魔達にとって身に纏うオーラが禍々しい。邪悪でドス黒いが・・・・』
「これは驚きよね・・・・でも目の前に居るのはグレンデルにアジ・ダハーカとアポプス。何らかで蘇ったのかしら?」
「俺も驚いてるがグレンデルだけでも強敵と見える、しかし一真達にとっては戦闘狂に近い性格なのか楽しみだな」
「我らも驚いてるが、我達の敵ではない」
「我も。一真の敵ではない」
俺らのドラゴン達によるちょっとした会議となったが、会話を聞いただけでもこの後お楽しみになる戦いとなるに違いない。
高い攻撃力と防御力を誇り、特に鱗はドラゴンの中でも最硬クラスなグレンデル。戦う事が大好きな戦闘狂で、頭のネジが緩みまくりな性格を持つ。
千の魔法を操り、ゾロアスターの善神の軍勢に牙を剥き、英雄スラエータオナによって封印に近い形で滅ぼされたアジ・ダハーカ。
冥府と深い関わりを持ち、太陽神と敵対していたと言われているアポプス。と考えていると目の前に居る邪龍の口が開く。
『・・・・ッ!コイツはまた面白いじゃねえか、龍神二匹に二天龍までもがいるが何だお前らの格好は?』
『ついでに五大龍王の内三匹のヴリトラとティアマットにファーブニルがいるな。これはこれで面白そうだ』
『それと知らんドラゴンが居るが、何やらあの人間?に宿っているようだ』
「二天龍は既に滅ぼされて神器に封印されましたが、真龍と龍神はあの人間の仲間だそうで」
興味深そうに言ったグレンデル、アジ・ダハーカ、アポプス。知らんドラゴンと言うのは恐らくサマエルだろうが、蛇がエヴァに知恵の木の実について教え、エヴァとアダムはその実を食べる。その為、創造主たる神は蛇を呪ったのがサマエルだ。ローブの男により聞いた事で、邪龍達は大笑いする。
『グハハハハハハハハハハッ!んだよ、おめぇらもやられたのか!ざまぁねぇな!ざまぁねぇよ!なーにが天龍だ!滅びやがってよっ!まあだが
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ