進路指導のウィザード
対魔法使い戦×黒幕の正体と対邪龍戦
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「当たり前だ。ここを探知するのに時間掛からない程にな、それよりもお前がアイツらの言う『リーダー』か?」
第三者の声が聞こえたと思っても俺が自然に受け答えしてるんで、CB側以外の者らは先程見渡した時に見当たらなかった人影を発見した。距離を置いていて装飾の凝った銀色ローブに身を包む何者だ?声音的に若い男で背丈もあるが顔までは見えない。
「俺達の学園を襲撃して来たんでね、今度はこちらから来たついでに黒幕を探しに来たがお前がそうだな?」
「ええそうですよ。そちらに居るフェニックス関係者を捕縛して来るよう言っといたのですが、逆に捕縛されてこちらまで来るとは流石と言うべきですね」
「なら話が早いけどさ。フェニックス関連で魔法陣で調べるらしいが、体に害が無くともその情報だけはくれてやるよ」
「それについては助かりました。何せフェニックスの涙を作ろうとしても中々出来ませんからね」
そう言って情報を入れたUSBメモリースティックを投げた事で、相手側に届き中身を確認してたそうだが終えてから内ポケットに入れた。いくつか質問したが、コイツら『禍の団』所属で今はとね。
襲撃目的として魔法使い達を俺らに行かせたのは好奇心で来た元々所属していた者達。先程のは『禍の団』と『はぐれ魔法使い』の混合集団と言ってもいいかも。
「はぐれとテロリストと手を組みましたが、協会を追放された魔法使いとの混合チームとして配置してました」
「アイツらが使う術式に関しては、三大勢力の和平会議に出て来た魔法使いの魔法陣そっくりだったからな。どうせ頻繁に交流してたようだけど、協会が出した若手悪魔評価に関連していたしランクについて言及しながら攻撃してきた。さっきの集団戦でも悪魔達の力を関心抱いてたようだが?」
「ええそうですよ。私が説明しなくとも彼らが協会が出した評価に関して気になったようなので、自分らの魔法が通じるかどうか試したくなったと。若い魔法使いが多いので、自制心があるかと言えばないでしょう。『禍の団』で最大派閥を誇っていた旧魔王派と英雄派と言う二大派閥、今はそちらに所属してますが組織の勢力図が乱れてしまい彼らの意見が通りやすくなったと言う事です」
「組織内で権威と猛威を振るってたカテレア達と曹操達、お前らの言う二大派閥は俺らが吸収した事でそうなったしな。現在お前が一部指揮をしていて、アイツらの我が儘を叶えた結果となった。どうせ好きにやらせろ、と言う上からの意向もあっての事だろうよ。上の奴らも気にあるが、それより空間内にある『工場』と言うのが気になってしょうがないのだが」
結果的に言えば、旧魔王派も英雄派も俺らの仲間として取り込み、ルシファー達の親族だからと言う理由だけで保護した訳だ。ナイトメアで自由に暮らしているからなのか、今の暮らしが
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