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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
ガンプラ関ヶ原バトル 前編
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を弾き、縦に一閃してきた。アウローラガンダムは半身になり攻撃をかわすが、途中で軌道を変えたフェザーブレイド炎が迫る。それでもグラディウスRで上へと弾き、右肩から左腰にかけて斬り下ろす。

それでもウイングガンダムゼロ炎はフェザーブレイド炎を翻し、グラディウスRを防ぎ、つばぜり合いとなる。

「ゼロ炎のユウセイ…………噂通りの強さだな」

『そっちもな、サオトメ ヒロヤ。伊達に全国優勝したことだけはあるな』

「そりゃどうも、なっ!! 」

お互い相手を吹き飛ばす勢いで剣を振るったが、双方共後退りする程度ですんだ。

『なら、ウイングガンダムゼロ炎(スリー)が相手させてもらう! 』

フェザーブレイド炎を構え直し、ウイングガンダムゼロ炎参は再び接近してきた。

「カグラ!今は大会中だが、バトルを見て学べ!そして、自分がやるべきと思った事をやれ! 」

アウローラガンダムはグラディウスRを構え、ウイングガンダムゼロ炎参との距離を詰める。お互いが間合いに入ると、すぐに剣撃を打ち合う。その実力は、以前俺達と戦った時よりも断然に高かった。

「…………あれが、サオトメの本来の実力って訳かよ……」

そう呟きながらも、バトルを見る。もちろん大会中でもあるため周囲に気を配り、迫ってくる敵は撃破する。





ーーー−−





ギン!

ガン!

ギィン!

何度も剣撃を交わし、実力は拮抗しているかに見えた。だが、それでも大剣相手ではこちらがやや押されぎみであった。

フェザーブレイド炎は、特殊な樹脂で作られており、大剣であってもとても軽く、威力も切断力も高い。オマケに刀身は炎クリスタルであるため、粒子で構成される炎を纏いやすくなっている。

「やっぱり炎が原因か…………」

一番最初に打ち合った時に感じた、グラディウスRの本来の性能を引き出せないことだった。

「けど、関係無い!いつも通りに戦うだけだ! 」

グラディウスRに粒子を纏わせ、一気に七連撃を叩き込む。

『ちっ! 』

フェザーブレイド炎を振るって防がれるが、それでもウイングガンダムゼロ炎参は後退りさせる。

『剣の実力は互角ってわけか』

「そのようだな」

『なら、そろそろ二本目を抜いたらどうだ?手加減をしているようには感じなかったが、本来二刀流だろ? 』

「そうしたいのは山々だが、あいにく後輩が一刀流なんでな。二刀流じゃ参考にならないんだ」

『後輩?…………そういうことか』

「ああ。けど、流石にきつくなってきたしな。使わせてくれよ」

『安い挑発だが…………いいぜ!使わせてやるよ! 』

ウイングガンダムゼロ炎参はフェザーブレイド炎を構え、先程とは比
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