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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
ガンプラ関ヶ原バトル 前編
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戦闘を繰り広げながら、大将に作戦を伝える。

「いいだとよ。こっちにもあの二機を抑えられるファイターがいるっぽい。その間に俺達は展開し、削るぞ」

「よし、分かった」

俺達は前衛と交代しつつ、翼を広げるように展開する。その際にターンエーガンダムシンとユニコーンガンダム極の攻撃が放たれたが、アウローラガンダムがビームサーベルで攻撃を弾く。

「よし!行くぞ! 」

すぐに距離を取り、アウローラガンダムは先導して陣形を展開していく。そして迫り来る敵を次々と撃破し、ようやく大将の姿を確認することが出来た。それはSDをベースとした黒魔神と呼ばれる機体だ。

「あれが大将か…………骨が折れんな」

「だが、相手にとって不足無しだ。それに、ここまでは順調でもあるし」

「ああ…………けど、まだあの機体の姿が確認でき───」

と、話している間に、横からアラート音が鳴り、条件反射でシールドを構えて攻撃を防ぐ。

「ぐっ───! 」

だが威力も高く、そのまま弾かれるように機体のバランスが崩れる。その時、第二射の砲撃が向かってきた。

「はあっ! 」

攻撃とアルケオニスガンダムの間にアウローラガンダムが割り込み、グラディウスRで砲撃を斬り裂く。そして青白い粒子を纏い、斬撃波を放って反撃する。

「来たか…………! 」

その言葉が耳に入ると共に、砲撃してきた機体を見る。その機体は炎のような改造を施された、ウイングガンダムゼロが接近していた。

「ウイングガンダムゼロ炎…………いや、あれから更に改造が加えられていやがる! 」

ウイングガンダムゼロ炎をベースに、頭部アンテナの変更。胴体の鎖骨に当たる部分や、肩の先端。リアアーマーの外側一周にふくらはぎ等に、炎ようなクリアパーツを増設。脛にある赤いクリアパーツは大型化。
そして炎を型どったような翼にも、外側一周に赤いクリアパーツを増設にし、ハイパーカレトヴルッフの刃も赤いクリアパーツにされていた。そして、主武装であろうフェザーブレイド炎も、刀身が赤いクリアパーツだ。

ウイングガンダムゼロ炎はツインバスターライフルをバックパックの翼に収納し、手に持っている大剣、フェザーブレイド炎を構えた。

「イチノセ!ミトを連れて先行しててくれ! 」

「分かった…………行くぜミト」

「は、はい! 」

「サオトメ。俺はどうすればいいんだ? 」

「お前は────」

サオトメが言い切る前に、ウイングガンダムゼロ炎のフェザーブレイド炎が斬り払われた。アウローラガンダムはグラディウスRで攻撃を受け流し、反撃に水平に斬り払う。だがウイングガンダムゼロ炎はフェザーブレイド炎を翻し、攻撃を防ぐ。

ウイングガンダムゼロ炎はそのままグラディウスR
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