夏休み編
夏休み 前編
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ってもらう」
「別に? 」
サオトメのあとを追って部室の中に入ると、中には見知った人物がいた。
「ミト…………それにイチノセにムウもいんのか」
「お久しぶりカグラ。元気そうでなによりだ」
ミトが右手を差し出してきたので、握手を交わす。
「なんで三人がここにいんだよ? 」
「俺が呼んだからだよ。イチノセにも条件付きで快諾してくれたし、ムウさんは仮にも顧問だ。こんな機会滅多にないぞ? 」
「おいヒロヤ。仮にもじゃなくて、ちゃんと顧問だからな? 」
そんなムウの声はスルーされ、俺はサオトメに質問する。
「じゃあ、俺とミトがバトルはすんのか? 」
「いや。どうやら俺達は、チームとして戦うそうだ」
「俺とミトが?じゃあ相手は誰がすんだよ? 」
「ムウさんとイチノセだ。準備ができ次第始めるぞ」
「そういうことだミト。久々に可愛がってやるよ」
「まっ、俺もだなレイ。前回はトウヤと組んでも勝てなかったが、腕はあがってんだろ?ここいらで見せてみろ」
顧問二人からの言葉に俺とミトは眉を動かし、やる気満々になる。
「イチノセ先生。今回は俺が勝ちますよ? 」
「ろくに仕事もしてねぇやつに負けっかよ」
「いやしてるからな? 」
ムウの言葉をよそに、俺達はバトルシステムへと一足先に移動する。
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