黄金獅子の下に 3
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で艦を降りるのは、より大きな責任を覚悟しないとできるものではない。
下士官だから、それで沈む艦から脱出できてよかったな、という自分の言葉をどんな気持ちで聞いていたのか、何故否定しなかったのか。
三度も旗艦を変えるほど気骨のある軍人には見えなかったが、それはグリムには言わないでおこうと思った。
白い旗艦は、バーミリオン会戦で失った旗艦の代わりに与えられるのだろう。
「そうか……あの人が乗るんだな」
ベッカーは静かな笑みを湛えてパーツィバルを見上げた。
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