第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜代償〜
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場所はなにもない海上。
そこでぐるぐると旋回飛行を続けているらしいのだが。
現在ロングアーチの指揮所にははやてになのは、フェイトの三人が来ていた。
三人の考えは同じく、ガジェットはこちらの戦力を見るための囮のようである。
そう結論付けた三人が話しあい、結果的になのはとヴィータが出る、ということになった。
今まで使ってきた技で普通に倒す、という方針で、切札は出さないことにしている。
まあたしかに、この程度にいちいち切り札は出せないが。
「でもなのは、大丈夫?昼間の模擬戦の事もあるし・・・・・・」
フェイトはなのはの身を心配していた。
確かにそうだ。昼間の模擬戦でのあの戦闘。
もちろん、その話ははやての耳にも入っている。
あの後なのはには再びリミッターがかけられて、ランクは戻されていた。
そこに問題はない。ただ、身体に疲労がたまってるのではないか、とフェイトは心配していた。
それに対して、なのはがガッツポーズをとって大丈夫、と言いきる。
「あの後舜君に言われたんだ。「この事を言い訳にして仕事サボんじゃねえぞ。すぐに終わらせて、すぐに話せ」って」
「そ、そうなんだ・・・・・・」
だがフェイトは別の話を聞いていた。
模擬戦後、おそらくなのはにそう言った後の蒔風曰く
「ここで仕事休まれてみろ。オレに回されるじゃねェか。なんでオレがそこまで尻拭いせにゃならんのだ」
だそうだ。
はやてはそれに呆れ声を出した。
「舜君・・・・ムチャクチャや・・・・・いったいなにがしたいんや?」
そして出撃のため、ヘリポートになのは達全員が集まっていた。
フォワードの四人も収集され、これからの行動の指示を与えられているところだ。
「じゃあこれから私たちは、洋上に現れたガジェットを撃退してくるから、フォワードの皆は念のために待機して、有事にはすぐ出られるようにしといてね?」
「「「はい!!」」」「はい・・・・・」
三人が大きな声で返事をし、ティアナが元気のない声で答える。
それを見たなのはが、ティアナの事を気遣って優しく言った。
「ティアナは・・・・待機任務から外れておこうか?」
なのはの言葉に、ティアナが顔を上げる。
その顔は信じられないと言った感じに目が見開かれ、そしてそれはそのままなのはに喰ってかかっていった。
「言う事が聞けない奴は、使えないってことですか・・・・・・・・・」
ぼそりと言うティアナのその言葉に、なのはがカチンとくる。
だがここで怒ってはいけない、と踏みとど
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