第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜激昂〜
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いはずだ。目の前にある障害をキチンと破壊してからやるだろ」
「だよな」
「するなら後ろに流したり、紙一重でかわす、もしくはティアナのフェイクシルエットで奇襲を狙うべきだが・・・・・・」
「今のスバルにそのスキルはねぇし、そんなこともやってねえ。あれはフェイクじゃない」
「わかってんのか?あいつ。今どれだけ危険な事をやったのか」
蒔風たちが話してる間にも攻防は進み、なのはがスバルに注意するが、「必ず避けるから大丈夫です」と言ってなおも続けようとする。
その言葉になのはが注意しようとするが、ティアナの照準がなのはを狙い、その行動に気を取られてしまう。
「ティアナが・・・・砲撃!?」
「おい、アホ言うな。ありゃ幻影だ」
「え?」
なのはが幻影のティアナが狙う照準に気を取られている間に、スバルがどこにいるかもわからないティアナと念話で話し、連携をとる。
そしてスバルがなのはに向かって走り出す。
狙う標的はなのは。
しかも、またさっきと同じようになのはの攻撃を強引に押し切りながら。
なのはが厳しい顔をしながらその弾丸のようなスバルの拳をバリアで受け、流石の威力にウイングロードの上に立ってそれを受け止める。
「・・・・・・・・・・・・」
「はあああああああああああああ!!!!(ティア!!早く!!!)」
押し合うなのはとスバル。
なのはの魔法陣のバリアからは桜色の魔法光が火花のように散っていた。
と、同時になのはを狙っていたティアナの姿が消える。
蒔風の言う通り、それが幻影であった証拠だ。
「ほ、本当だ・・・・・・」
「じゃあ、本物のティアさんはどこに!?」
「(フゥ・・・・・)・・・・・・あそこ」
蒔風が呆れてものも言えないと言った感じでなのはの真上を通るウイングロードを指さす。
そこには壁走りのように一気に駆けあがり、なのはの真上に到達したティアナがいた。
その手に握られているのはクロスミラージュ・ワンハンドモード
しかし銃でありながらも、その銃口からはオレンジの魔力刃が飛び出しており、さながら短刀のようになっている。
そして逆さまにジャンプして、頭上からなのはを狙って飛び出した。
「まさか・・・・あれでなのはのバリアを引き裂いて!?」
「無茶だな・・・・・この距離なら、バリアは張れないな!!ってか?」
ドォン!!!!!!!!
ティアナがなのはに到達した瞬間、その衝撃で粉塵が上がる。
フェイトやヴィータ、エリオにキャロが心配そうにそれを眺める。
そんな中、蒔風だけはゴキゴキと首を回し、
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