第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜アグスタにて、ガンナーの憂鬱〜
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「さぁーて、今回の起動六課は!?」
「リィンですぅ♪今日、ミッドチルダのグランドホテル、ホテル・アグスタで骨董品や古物限定のオークションが開催されます。その中には取引許可の出ているロストロギアもあり、それをレリックと間違えてガジェットが出てくるかも知れません。だから今回の任務はそれからの護衛任務です」
輸送ヘリの中でリィンが全員に任務内容を伝える。
何だかノリが日曜夜七時くらいのアニメみたいだ。
起動六課メンバーは現在新たな任務についており、その内容はさっきリィンが言った通りだ。
さらにはやてが言うにはシグナム、ヴィータは既に現地入りしており、ヘリの中にはシャマルにザフィーラもいる。
「こりゃ総力戦だな」
「まあね。こういったオークションは密輸取引の隠れ蓑にされることが多いし、用心にこしたことはないよ」
そう言いながらフェイトがスカリエッティに関する事も伝えておく。
そうしてある程度の話が終わり、ヘリはホテル・アグスタに到着した。
「じゃあ私たちは中の警備に回るから、外はヴィータちゃんたちとフォワードの皆に任せるね?」
そういって何かが入った紙箱を持って来たなのは、フェイト、はやて。
それに蒔風が任せとけ、と胸を張り、外に向かおうとして、なのはに腕を捕まれた。
「舜君は〜〜〜こっち♪」
「え?」
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数分後、オークションの受付にメイクアップした四人がいた。
その四人に注目が集まる。
「はぁ〜〜〜〜〜っ、お前らドレスとか似合うのな」
「舜君のタキシードだって様になってるよ」
なのはたち三人がドレス、蒔風がタキシードに着替えて中の警備に当たることになった。
確かに中の要人の方が護衛対象としては上だ。
しかし蒔風はタキシードなんて着たことがない。
だからやんわりと断ろうとしたのだが
「舜君がいない間に「奴」の「欠片」が来たら困るんやないの〜〜〜〜?」
と言われてしまった。
こうされたら蒔風にはもうどうしようもない。
やむなく着替え、中の警護に当たることにした。
「うむ、たまにはこういう服装もいいな」
「なんや、まんざらでもない感じやん」
「一回着ちまえばもうどうにでもなる」
「な、な、舜君、誰が一番綺麗?」
唐突にそうはやてが蒔風に聞き、なのは、フェイトも興味津々に蒔風を見てきた。
「あ?そうさなぁ・・・・・誰が綺麗か?正直、三人とも綺麗だな。うん、普通の男性なら惚れちまうな」
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