第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜アグスタにて、ガンナーの憂鬱〜
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く、結果としては上々の任務となった。
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ガジェットがホテル前で暴れている時。
そして、ティアナがミスをしてしまった時。
「すごい・・・・・・・こんな結界・・・・一瞬で・・・・・・いつの間に・・・・」
ティアナが呆然と、元気のない目で上空を見、突如として発生したその結界を見ていた。
連絡によるとこの結界は蒔風のもので、害はないそうだ。
(やっぱり・・・・・あの人は凄い・・・・・凡人は私だけなのか・・・・・・な・・・・・・)
ティアナは気落ちしていた。
ついさっき、攻めてきたガジェットを撃ち落とすため、無茶なショットを行って危うくスバルに当たってしまうところだったのだ。
すんでのところでヴィータがやってきてその球は弾かれたが、あのまま当たっていたらと思うと恐ろしい。
ヴィータがその事を怒鳴り、蒔風の結界で押しやられたガジェットを破壊しに行ってしまい、ティアナが呆然と考える。
自分はやっぱり駄目なんだ。
今のままじゃダメなんだ。あの人たちの域には届かない。
私の力を、ランスターの実力を認めてもらえない。
こんな失敗して、挙句の果てにはスバルに八つ当たり。
これじゃ駄目だ。もう絶対に失敗はできない。
そのためにはもっと強くならなくちゃいけない・・・・・・・・
でも、最近本当に自分の普通さを叩きつけられた気がする。
オーバーSやニアSクラスの隊長、副隊長。
将来有望な後衛スタッフ。
そしてどんどん成長している同期達。
さらにあの男だ。
蒔風舜。伝説の、銀白の翼人。
なのはさんたちにも負けないような、そんな噂の人物。
そんな中で私はどうすればいいんだろう・・・・・・・
どうすれば私は私としてあの中にいられるのだろう・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
そんなことは決まっている。
そうだ、決まってるじゃないか。
もっと強くなって、自分を認めてもらって、ランスターの弾丸は、いかなるものでも撃ち抜けると証明するんだ。
私の・・・・兄さんを・・・・兄さんから受け継いだ私の魔法を、認めさせてやるんだ。
現場検証でなのはさんが来たとき、少しだけ注意を受けた。
「ティアナは一人じゃない。皆が一緒」と言われた。
そうだ。なにも一人で突っ走らなくてもいい。
私に仲間がいる。一緒に強くなっていく。
でも、これ
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