卍(まんじ)
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まうので(特に『陰○』は苦手なのよ。ちなみに『オルガスム』はX JAPANに同名の曲があるので許可)、なるべく控えるようにして、それでも行動が読んでいる人の頭に浮かんでくるように描いたつもりです。
『……』が多すぎるのは反省すべき点だけど。
(その点プロ作家は伊達ではなく、渡辺淳一は露骨な描写を避けつつ、男女の愛撫シーンを丹念に描いています)
69ポーズは僕自身も、地の文にあったようにウロボロスっぽくて苦手なのですが、やはり必要かなと思って出しました。
困ったのは、原作でもTV版でも、九兵衛と妙の髪を下した姿のデザインがないということ。
様々なコマとアニメの色から、妙は茶髪で肩までかかるセミロングヘアー、九兵衛は腰までかかる黒髪サラサラ超ロングヘアーと想像してみました。
九ちゃんとお妙さんが髪を下し、お互い全裸で抱き合って寝ているのを見て、坂田銀時がどんな反応をしたかは、皆さんの想像にお任せします。
(ゴリラやロフトバカもその場に居合わせるという設定にしたかったなあ)
小説のタイトル『卍』は先ほど述べた、谷崎潤一郎の同名の小説から拝借。
谷崎の方も女性同性愛がキーとなっており、片割れの夫との関わり、最後は3人で心中を図るという筋書きが、非常に屈折した愛という点でこの小説と共通しています。
この小説のテーマソングに勝手に選んだMISIA『冬のエトランジェ』は元々、谷村志穂原作の映画『海猫』の主題歌。
この小説は全体的にはナンセンスで、元ネタの銀魂もシュールでギャグだらけな作品なんですけど、九兵衛とお妙が媚薬を飲んでから互いを求め、性的絶頂に達するまでの『時空間』が『禁断の愛』をテーマにした海猫に似ていると思ったのでチョイスしました。(メロディが心の琴線に触れたということもありましたが)
この作品も18禁百合というマニアックな題材を考えると『戯作』ですね。
構想は短時間で出来たけど、実際の執筆は時間がかかることこの上なかったですが。
対象も『銀魂』を読んでいる人向けだけに描いています。
(というか需要があるのか?
それ以前俺の『戯作』って、前作が『流血描写あり』、今作が『性描写中心』って一体……。)
でも、最後まで読んでいただいてありがとうございます。最後まで読んでいなくても、このページを開いてくれてありがとうございます。
P.S.『「番茶」は英語で「savage tea」だ』というネタの解説。
『savage』は『野蛮な』という意味で、『savage tea』とは、『蛮茶』を『番茶』にこじつけた代物と思われます。
正しくは本編でもあったように『coarse tea』。
『coarse』は『粗末な』という意味ですが、番茶は『規格外、低級品のお茶』をさすので、この言葉を使うことが多
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