ハイスクールD×D 器用で不器用な赤龍帝 2
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「これはお前が見たの夢の一部か?」
「そうだよ。戦う理由は黙っといてやるし、殺しもしない。離反する理由は、そうだな、和平を結ぶと自分の力を試せる場がなくなる。だから外側に出るとな。そういう理由にしといてやる。組織名は名乗るな。それが見逃してやる条件だ。だが、それとは別に敗北は刻ませてもらおう。白と赤の差ではない、オレとヴァーリの差を!!」
「面白い。やれるものならやってみろ!!」
ヴァーリの構えを見て、以前と異なり空手を習ってきたのだろう。武術を習った以上、前回よりは強くなっているだろう。だが、問題ない。体の限界である4000倍まで全身をブースト、思考速度は4000倍から更に2倍、最後に新陳代謝を通常の0.00025倍にする。これによって消耗を最小限にすることが出来る。今のオレは倍加の力ではなく等倍の力と呼んでいるこの力は0.00001倍から13万倍までを自由に乗算することが出来る。身体の限界のために部分毎に上限と下限は存在するが、譲渡で結果に乗算することで望む結果を手繰り寄せることが出来る。
態とヴァーリと打ち合い、半減と吸収と放出を発動させ、半減と吸収を0.0001倍、放出を100倍になるように譲渡してやるだけでヴァーリが地面に倒れ伏す。
「な、なにを、した!?力が、抜けて」
「言ったはずだ。これがオレとヴァーリの差だ。オレとお前は鍛える物が異なる。その差がこの結果だ。敗北を噛み締めろ」
殺さない程度にラッシュを浴びせ、上空に打ち上げる。美猴と思われる男が慌ててヴァーリを回収する姿が見えた。これでなんとか生き残れるだろう。次までにヴァーリがどこまで鍛えてくるか。オレも更なる力を付けなければな。
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