ハイスクールD×D 器用で不器用な赤龍帝 2
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た。その時点で滅ぼすべき敵だ。こいつからはどんな手段を使ってでも全ての情報を吸い尽くして、奴らは殲滅する」
「はぁ、捕虜はカテレアだけで十分だ。殲滅しろ」
「待ってくれ。カテレアをどうするつもりだい」
「何でもだ。二天龍の片割れに喧嘩を売ったんだ。見せしめのためにもなんでもするさ。馬鹿が出ないように、殉死にすらさせないために、最後には自分から死を望むまで追い詰める」
「そんなことが許されるわけがない!!彼女をこちらに引き渡すんだ!!」
「それは悪魔の都合だ。オレ達は宣戦布告されたんだ。それも、和平が締結される前にだ。禍の団は各種族に自分達以外に宣戦布告、しかも殲滅までも宣言した。これは政治的な戦争でも経済的な戦争でもない。生存戦争なんだよ!!どっちかが滅びるまで続ける必要がある。それが理解できないのなら引っ込んでいろ!!第一、貴様はオレに命令する権限を持ち合わせていない!!」
「っ、アザゼル!!」
サーゼクス・ルシファーがアザゼル総督に助けを求めるが無駄だ。アザゼル総督は出来る大人だからな。
「あ〜、残念だがイッセーの言い分が正しいな。和平の締結は、まあ、条件を変えなくても良いや。本来なら悪魔が不利になるような条件をつけるところだが、それぐらいはまけてやる。だが、旧魔王派殲滅する。それが駄目ならオレはミカエルとだけ組むよ。足の引っ張り合いならまだしも、引っ張られるだけなら手を結ぶ意味がない」
「私も同じ考えですね。下が納得しないのなら意味がありませんから。条件をまけるだけでもうるさいでしょうが、それ位ならなんとかしましょう。ああ、でも言うべきことは言ってもらいましょうか。格下以外に譲ってもらうのですから、言うべきことはありましょう」
「そんな、そこをなんとか出来ないのかい」
「無理だな。オレ達は慈善団体じゃないんだ。利益があるから手を結ぶ、不利益を軽減できるから手を結ぶ。利益を上回る不利益をもたらす相手と手は結べない。分かるだろう?」
「それは、分かる。だが、確認のために時間が」
まだ言い訳をしようとするが無駄だ。総督もミカエルもリアリストな政治家だ。十分譲歩もしている。
「まずは離反を宣言した旧魔王派を殲滅すると宣言、向こうに同調していない者たちは命乞いでも何でもしてくる。そこで分ければいい。残りは殲滅だ。後から命乞いしてくるような奴らも殲滅だ。生温い対応をするならオレはイッセーを冥界に乗り込んで暴れさせるだけだ。それによって無関係の者も死ぬかもしれないが、知ったことじゃない。これは生存戦争だ。疑わしきは罰せよだ」
「そんなことをしたら暴動どころの騒ぎじゃすまない!!」
甘い。甘すぎるぞ!!王を名乗りながら醜態を見せ続けやがって!!
「今までに下をまとめき
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