ハイスクールD×D 器用で不器用な赤龍帝 2
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というか、魔力とかがあるせいで格闘技術が甘くなるのが人外なんですか?魔法方面しか鍛えてないのが丸分かりですよ」
「そんな奴ほとんど居やしねえよ」
「対軍戦ならともかく、対人戦なら必要な技術じゃないんですか?」
「なまじスペック差で押し切れることが多いからな」
「はぁ、人間よりも遥かに長生きなのに。武闘家からしたら舐めているとしか言いようがないですね。ちょっとがっかり」
「ドライグなんかもどっちかと言うとこっち側だぞ」
『まあ、姿形からして違うからな。格闘技と言うものはオレたちにはない。噛みつき、ひっかき、尻尾を叩きつける、踏みつける、翼で打つ、体当たり。それぐらいだな。悪魔や天使をブレスを倍加して薙ぎ払ったりしてたな』
「ドライグのあの姿じゃあそれぐらいが限界か。まあ、比べるものじゃないでしょう、人形とドラゴンじゃあ」
「そうなんだけどな」
なんというか、人間と人外って姿形は似ているけど根本は全くの別物って感じだな。
ミッテルト達みたいに勝手に行動している奴の処分を命じられて帰ってきました駒王に。グレモリー先輩達には勝手に行動しているコカビエルへの刺客を差し向けるとだけ連絡が行っている。だけど、初動が遅すぎる気もする。天界勢が動き出して1週間も経ってから動き出すとは。いや、裏で情報収集なんかはしてたんだろうが。戦争はしたくないけど戦力は削りたいっていう思惑が透けて見える。まあ、ギリギリ間に合ったと言えば間に合ったな。
赤龍帝の鎧を纏ったまま結界を潜り抜け、そのまま背後からコカビエルを手刀で貫き、心臓をえぐり取る。腕を突き刺したまま、コカビエルに見えるように目の前で心臓を握りつぶす。全身の力が抜けて落ちていくコカビエルを放っておく。
エクスカリバーを持ったフリードはまだ元気で、グレモリー先輩に加えてライザーの眷属の姿が見えるが、そちらはボロボロ。街を破壊する儀式術式は尚も健在か。やれやれ、ボランティアになるがもう一仕事終わらせますか。
まずは儀式術式の無効化だ。魔法陣に触れて、自然消耗の倍率を13万倍程倍加させる。それだけでみるみるうちに暴発しそうだった光力が霧散する。
「なっ、何をしたのだ!?」
「儀式の邪魔。それから、エクスカリバーも手放してもらおうか。そいつはおもちゃじゃないんでな。子供に持たせておく訳にはいかない」
フリードの懐に飛び込み、手刀で腕を切り落とす。何か反応する前に殺さない程度に、いや、殺しても問題ないか。返す刀でフリードをフリ/ードにする。そして余分な知恵を持っている元司教にもこの世から消えて貰った方が良いだろう。フリードと同じく、元/司教になってもらう。これでボランティアは終了だ。イリナちゃんを一目見ておきたかったけど
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