ハイスクールD×D 器用で不器用な赤龍帝 2
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「大丈夫か、ミッテルト」
ぎこちなく歩くミッテルトに声をかけて確認する。
「うぅ〜、まだ、入ってる感じが。それにちょっと痛いっす」
「だからミッテルトは小さいからやめておこうって言ったんだよ」
「イッセーさんが大きすぎなんすよ」
「まあ、そうだけどよ」
「それに処女のまんまでメロメロにしたとか、信じられない可能性のほうが高いっすよ」
「だからって」
「……嫌だったっすか?」
ええい、そんな不安そうな顔で袖を掴んで上目遣いは反則だぞ。
「そんなことはないよ。嬉しかったし、気持ちよかったさ。言わせんな恥ずかしい」
「と言うか、イッセーさん本当に初めてだったんすか?手慣れてる感じがしたんっすけど」
「言っただろう、人の感情に敏感になったって。ミッテルトの反応を見ながらそれに合わせれば手慣れてるように感じるんだろう。内心テンパってたんだよ。最後の方は気遣う余裕もなかったしな」
「ケダモノ」
「否定できないな。ちょっとばかし感情のコントロールが不安定になってる。今まで押さえつけてた分が暴れてる感じだな。もう完全にミッテルトにメロメロだな。大抵のお願いなら聞いちゃうぜ」
「……なら、今夜もいいっすか?」
「……いいのか?」
「いや、まあ、痛かったけど、それ以上に気持ちよかったっすから」
ああ、もう、可愛いことを言いやがって。我慢できなくなるだろうが。こんなに性欲強かったっけ?
「師匠以外でまともに打ち合えるやつなんて久しぶりだが甘々だな」
「くっ、本当に貴様は人間なのか!?」
「オレより強い人間なんてまだまだ居るさ!!」
それに驚いてヴァーリに隙が出来る。
「食らえ、バックドロップ!!」
まともに受け身がとれずにバックドロップを食らってフラフラしているヴァーリをドロップキックで吹き飛ばす。
「英雄派の奴にも言えたけど、力だけに頼りすぎ!!技を磨け技を!!防御も回避も甘いし、基本中の基本の受け身が下手とか死にたいのか!!」
人外連中の悪い癖だ。すぐに力に頼りやがって。三角絞めでヴァーリの意識を落としてトレーニングルームから引きずって外で待機していた堕天使に預ける。
「お前、本当に人間だよな?」
「総督自ら検査したじゃないですか。人間だったでしょうが」
「そう不機嫌になるな。こっちだって驚いているんだ。ヴァーリだってアレで弱くない。むしろ上から数えたほうが早いぐらいに強い」
「あの程度で?」
「ヴァーリをあの程度って言える時点でお前は普通じゃないんだよ」
「いや、だって、少なくともオレの武術の師匠の方が強いですよ。今でもオレ負け越してますし。
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