第2章:異分子の排除
第40話「女子会」
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遠い目をする箒だったが、千冬はそういうしかなかった。
それを見て、他の皆も黙り込んでただ同情するしかできなかった。
「...だいぶ話し込んでしまったな。そろそろ時間だ。お前たちも戻れ。」
「あ、ホントだ。じゃあ冬姉、また明日。」
千冬の言葉にマドカが時間を確認し、そういって部屋を出ていく。
「お休みなさい、織斑先生。」
「ああ。...明日は覚悟しておけ。」
「....はい。」
それに続くように全員が出て行き、最後に出ていく箒に千冬はそう声を掛けた。
「....ふぅ。」
全員が出て行った後、千冬はもう一口ビールを飲み、一息つく。
「明日...か。」
千冬は予感する。明日に何かが起こるであろう事を。
「...私も、あいつの最後の見定めをせねばならんな。」
どこか遠い目をしながら、千冬はそう呟いた。
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