暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic23-A新暦75年ミッド・プライソン戦役〜Outbreak of War〜
[10/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
開して行く。そしてわたし、トリシュ、アンジェの隊長3人+空戦騎士は空へ。隊の指揮は副隊長や分隊長たちがしっかりしてくれるから、安心して空へと上がれる。
「汝は遥かなる空を支配する者。羽ばたきは氷獄の風、咆哮は煉獄の炎。行く手に群がる者らを吹き飛ばし、燃やし尽くし、背後に死の山を築く。汝が主の名に応じ、いざ参れ! ワイバーン!」
クラリスが展開した召喚魔法陣より姿を見せるのは飛竜。クラリスの有する最強の召喚獣。トリシュがそんなクラリスのワイバーンに乗った。トリシュも空を飛べないけど、精密狙撃と高威力砲撃が出来る固定砲台役として一緒に来てもらう。
「今だけはトリシュがロードだから、しっかり守ってあげてね、ワイバーン」
クラリスがワイバーンの首を撫でると、気持ち良さそうに目を細めた。クラリスは残念ながら陸戦側で、ロッサや自分の騎士隊を率いてプライソンのアジトを陥落させる任務に赴く。そんなクラリスとも別れて、私とトリシュとアンジェ、それに空戦の出来る騎士29人は一路クラナガンへと向かう。
「こちら教会騎士団のイリス。
機動六課
(
アースラ
)
、応答願います」
『はい。アースラ、ロングアーチ01・シャーリーです』
「はやて達は出撃した?」
『たった今、出撃をしました』
シャーリーの話じゃ結構チームを分けたみたい。スバルとギンガ、アリサとヴィータとティアナは南部の列車砲・装甲列車攻略。アルトの駆るヘリに乗って向かったらしい。あそこにはクイント准陸尉が居るし、当然だとも思う。んで、護衛艦攻略はシグナムとエリオとキャロのライトニングなんだけど・・・。
「ちょっと少なくない?」
『あとですずかさんが合流予定です』
「ん? すずかは別行動中なの?」
『はい・・・。地上本部へ』
そう言われてハッとした。ドクターとすずかは技術者として師弟の間柄だし。そうだよね。放っておけないよね、あんなウーノ達を・・・。ホント家族のような関係を築いていたもんね。だから余計に、プライソンへの怒りが膨れ上がる。
――はじめまして、イリス君。私が、ここ第零技術部の部長ジェイル・スカリエッティだ。是非ともドクターと呼んでくれたまえ!――
――ドクター。イリス様が引いていらっしゃいます――
――安心して。マッドサイエンティストっぽいけど・・・――
――そういうことだ――
――根は真面目な人ですから〜♪――
――イリス。私チンクも側に居る。そう怯えるな――
――お、怯えてないし!――
はじめてドクター達と出会った頃を思い返した。だけどもう、あの白衣バサッが見られないのね。ドクターの仇は、必ずみんなで取ってやる。
『ウーノ一尉たちと話をした後、すずかさんもアンドレアルフス攻略に参
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ