ガンダムW
1575話
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陣形が崩れてしまうと立て直す事は難しい。
これがOZのパイロットよりももう幾つか上の技量であれば、臨機応変に新たな連携が出来たのかもしれないが……残念ながら、エアリーズ隊にはそこまでの技量はなかったらしい。
そして一度混乱してしまえば、こちらとしてもその絶好の機会を見逃す訳もなく……遠距離からは綾子のトーラスがトーラスカノンを、近距離では俺のトールギスがビームサーベルとシールドを叩きつけるシールドクラッシュが繰り出され、次々にエアリーズは撃破されていく。
そしてエアリーズ隊の生き残りが10機を切った時、これ以上の戦闘は無意味であり、自分達の被害が増えるだけだと判断したのだろう。
こちらに向かって一斉にミサイルを……
「同じ手が何度も通じると思うなよ!」
そのミサイルが閃光弾の類だと判断すると、スーパーバーニアを使って一気に距離を縮めていく。
エアリーズから放たれたミサイルが、周辺を眩く照らし出す。
だが、俺はそれに対して一瞬の躊躇もせずに真っ直ぐにその光を突破し……やがて次の瞬間にはドーバーガンを撃ち、ビームサーベルを振るい、シールドを振り回し……瞬く間に全てのエアリーズは撃破される。
気が付けば、地上でもリーオーはシェンロンガンダムによって全滅に近い状況になっており、こうして基地奪還作戦最大の難関は終わったのだった。
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