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サトシ達が広間で片付けをしている頃、
ヒカリは、、、
ヒカリの部屋にて
ヒカリ:「、、、ふぅ」
ヒカリはベッドに座り、
不安げな表情で携帯画面を見つめていた。
ヒカリ(、、、まだ、起きてるかな)
部屋の中を時計の針の音が刻む中、
その場を動かないヒカリ。
ヒカリ:(、、、でも、
何から話せばいいんだろう、、、)
ヒカリは誰かに電話をかけようとしていた。
ヒカリ(サトシと電話する時だって、
こんな緊張した事無かったのに、、)(緊張)
不安から緊張に変わった時、
ヒカリの手は少しずつ震えていった。
ヒカリ(あーもう!あたしったら
今まで何やってたんだろう、、。
こんな事になるくらいなら、、、)
ヒカリは下を向き手で顔を抑えた。
そしてヒカリの横には、
本日”イーブイの石探し”のついでに買ってきた
雑誌が読みかけのまま置いており、
開いているページには”肉食系女子の習性”
という内容が記されていた。
ヒカリ(、、、迷ってても仕方ないわっ!
、、、よし!)
ヒカリは思い切って電話をかけた。
prrrrprrrr prrrrprrrr
ヒカリ(お願い!繋がって!)
呼び出しコールが鳴るに連れ、
ヒカリの心にも緊張感も高鳴る。
prrrrprrrr prrrrprrrr
ヒカリ:「、、、」
prrrrprrrr prrrrprrrr
そして、、、
prrrrprrrr prrrrprrrr
ヒカリ(はぁ、、、繋がらない、、)
しばらくかけても出ない電話に、
ヒカリは諦める事にした。
ヒカリ:「やっぱ出ないわよね、、」
ヒカリは携帯を耳から離し、
電話を切ろうとした。
しかし、、、
ヒカリ:「、、、はっ!」
電話を切ろうとし画面を確認すると
画面には通話中と表記されており、
留守番電話のアナウンスも聞こえない事を
確認したヒカリはすぐさま携帯を
耳に当てた。
ヒカリ:「、、、もっ、もしもし!?」
慌てて話すヒカリ。すると、、、
???:「、、、もしもし?」
相手もヒカリに返答してきた。
ヒカリ:「もしもし?急にかけてごめん。
あたしよっ、、ヒカリ、、、」
???:「ヒカリ、、、」
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