暁 〜小説投稿サイト〜
私の悪魔が囁く
夢から覚めて

[8]前話 前書き
ハ!

「あ、若菜ちゃん。また、うなされてたよ。

と、言ったのは依麻さんが、いた。

「は、はい。嫌な夢でした。」

「そう。そういう時もあるよ。」

「怖かったです。」

そして依麻さんが、私のことを抱きしめた。

「大丈夫。辛くても、みんながいるから。」

自然に涙が流れた。

「う。ヒック。うー。」

依麻さんは、私が泣き終わるまで背中をさすってくれた。
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