暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1573話
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元々トールギスを入手する前からライトニング・バロンという異名を持っていたのを考えると、当然相応のカリスマはあるのか。
 実際、原作でもオットーがゼクスの為に命を投げ出していたし。

「じゃあ、俺達も出撃するか」
『ええ』
『分かった』

 俺の言葉に、綾子と五飛がそれぞれ頷き……輸送機からMSが射出される。
 まず真っ先に空中に放り出されたのは、当然トールギス。続いてトーラス、シェンロンガンダムの順番に放り出されていく。

「分かってると思うけど、さっきの戦闘と同様に俺達がやるのはあくまでも連合軍のパイロットのフォローだ。自分から積極的に倒しにいくような真似はするなよ」

 綾子と五飛にそう告げ、スーパーバーニアを使って空中で機体を固定する。
 周囲のMS輸送機からは、次々にリーオーが放り出されていた。
 エアリーズが少しだけ混ざっているのも、前回の戦いと同じと言ってもいいだろう。
 リーオーが地上に着地すると同時にパラシュートを外し、集団になって隊形を整え……やがてエアリーズに向けて攻撃を集中させる。
 マシンガン、ライフル、バズーカ、ビームライフル……それらの攻撃がエアリーズへと向かって降り注ぐが、当然向こうもそれを黙って受けたりはしない。
 機体を急旋回させ、多くの攻撃を回避していく。
 勿論ただ回避していく訳ではなく、その際にミサイルを放ったり、チェーンライフルを撃ったりといった風に攻撃していくのは忘れない。
 何機かのリーオーがミサイルを食らって足や手が破壊され、動けなくなったり攻撃が出来なくなったりすると、その機体にエアリーズからの集中攻撃が行われる。
 また、OZの攻撃は勿論それだけではない。
 後陣に位置するトラゴスから放たれる砲弾が連合軍の部隊へと着弾し、リーオー部隊もそれぞれ攻撃をしながら距離を詰めてきている。
 エアリーズによる近接戦闘――射撃戦だが――だけではなく、トラゴスやリーオーによる援護攻撃も可能になっている時点で、OZの戦力はかなり強化されていると言ってもいい。
 特に厄介なのが、トラゴスだろう。
 機動力の高い戦いにはついていけないトラゴスだったが、援護射撃をするという意味では十分な威力と性能を持っている。
 次々に着弾し、リーオーの動きを牽制する。
 幸運だったのは、トラゴスのパイロットが決して腕の立つ相手ではなかったという事か。
 この練度を思えば、トラゴスのパイロットはOZではなく連合軍のパイロットなのだろう。
 もしOZのパイロットであれば、恐らくもっと命中率は高い筈だ。

「っと!」

 トラゴスの援護射撃により動きを止めたリーオー部隊へとエアリーズ部隊が向かっているのを見て、ドーバーガンを撃つ。
 空中を飛んでいたエアリーズ部隊のうちの2機が、ビー
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