第二章「学園の悪魔達と猫の姉妹」
第1話「学園の悪魔(生徒会編)」
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の席に蒼那会長が1人で座っていた。
「兵藤一誠君に兵藤真紅さん、それに兵藤黒巳さんですね?初めまして、生徒会長をしている支取蒼那です。どうぞ、空いている席に座ってください」
「は、はい」
蒼那会長に言われるままに俺が空いている席に座ると両隣に真紅と黒巳の2人も座る。
ちょうど会長と向かい合う形だ。
「現魔王であるお姉様からは兵藤君は神器所有者で裏の世界を知る人間で兵藤さん達2人は強力な力を持ったドラゴンだと聞いていますがあってますか?」
「え、ええ」
ん?真紅や黒巳が最強クラスのドラゴンだってことは知らされてないのか?
「会長、真紅や黒巳の正体って知ってるんですか?」
気になったので聞いてみると会長は難しい顔をしながら口を開き
「そのことについてもすでに聞いています。真紅さんが真なる赤龍神帝で黒巳さんが無限の龍神であり兵藤君の神器は赤き龍神の力を宿していると……これも事実なのですよね?」
「はい」
「そう、ですか……お願いがあるのですがよろしいでしょうか?」
お願い?
「一誠を悪魔にしようとしているのなら諦めろ。神器に目覚める前ならともかく神器に目覚めた今では限りなく不可能に近い」
「無理矢理するなら我が全力で阻止する」
え?悪魔にするってどういうことだ?
人間が悪魔になるなんて可能なのか?
話についていけず頭の中で混乱しいるとそれがわかったのか会長が丁寧に説明してくれた。
どうやら【悪魔の駒】とかいうアイテムを使うと悪魔以外の種族を悪魔に転生させることが出来るらしく、悪魔の一部(上級悪魔と呼ばれる階級の悪魔)は悪魔の駒を使って眷属を作り【レーティングゲーム】とかいうチェスをイメージしたゲームを行っているらしい。
「会長もその悪魔の駒ってのを持ってるんですか?」
「ええ、現生徒会役員は全て私の眷属なのです」
おぉ……てことは学園は見ず知らずのうちに悪魔に支配されていたってことか……
「ちなみにリアスのオカルト研究部も全員がリアスの眷属です。最近では赤龍帝である神城君を眷属にしたと言っていましたね」
「赤龍帝?」
また知らない言葉が……
「赤龍帝、ドライグのことでアルビオンのライバル」
「アルビオンのライバル?ということはヴァーリのライバルってことか?神城が?」
「その神城とかいう奴が赤龍帝なら白龍皇であるアルビオンを宿すヴァーリという奴のライバルだな」
アルビオンの名前が出てきてまさかとは思い聞いてみるとそのまさかだった。
ていうかアルビオンを宿している奴は白龍皇って言うのか……
じゃあ、ヴァーリは白龍皇ってことなんだよな?
「白龍皇はすでに目覚めているのですね……それも貴方方の知り合いとは…
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