第5話「無限と夢幻の出会いと新たな力の開花」
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ったい何をするつもりだ?」
「我もわからない」
グレート・レッドとオーフィスが何か言ってるが無視して俺と先輩は続ける。
『「光差す道となれ!シンクロ召喚!飛翔せよ!スターダスト・ドラゴン!」』
呪文が終わると同時に胸と肩に水晶体が付いた白と水色を基調とした竜が俺の隣に出現する。
こいつがスターダスト・ドラゴン……ケツァルコアトルの化身たる竜の1つ……
「お前、凄い」
「ほぉ……そいつは確かケツァルコアトルの化身の一体だったな。まさかそれほどの存在を呼び出すとは……」
『グレート・レッドが油断している今がチャンスです!』
おお!
『「響け!シューティング・ソニック!」』
「えい」
俺と先輩の声と同時にスターダストの発した光の咆哮と同時にオーフィスも黒い波動のような攻撃をグレート・レッドに向ける。
2つの攻撃は途中で混ざりあいグレート・レッドの巨大な全身全てを包み込んだ。
「やったか!」
『さすがにこの程度でやられる相手とは思えませんが……』
攻撃後の煙が晴れると、そこから大きな傷は負っているもののまだまだ元気なグレート・レッドの姿が……
マジかよ!今ので傷がつく程度なのか!?
「ハハハ!凄い!凄いぞ!この俺に傷を負わせるなんて凄いじゃないか人間!」
「グレート・レッド、急に笑い出すなんておかしくなった?」
お、オーフィスじゃないけど本当にどうしたんだ?
って、はいぃ!?
グレート・レッドが人間の姿になった!?
「人間、名前を教えてくれないか?」
と、真紅の腰まである長髪に長身のTシャツにジーンズという格好をした美女となったグレート・レッドが俺の目の前まで来て聞いてくる。
「ひょ、兵藤一誠だけど……」
「そうか、一誠か……オーフィス!俺はしばらく留守にするから次元の狭間で好きにしていろ!」
「やった、ブイ」
え?え?どうなってるんだ?
グレート・レッドの方から次元の狭間を離れる?
『まさかあのグレート・レッドがとは……今回の所有者は凄いですね』
「一誠!俺はお前のことが気に入った!これからはお前と暮らすことにする!」
「…………は?」
どどどどどどど、どうなってるんですか?!これ!
『そのままの意味では?グレート・レッドが貴方を気に入ったということですね』
「それで頼みがあるんだが……」
「た、頼み?」
「ああ、俺のグレート・レッドという名前は他の奴勝手に付けたものなんだ。だから一誠に新しい名前を付けて欲しい」
「我にも名前付けて」
オーフィスまでかよ……
しかし、名前を付けてくれって言われてもな……
「うーん……真紅と 黒巳クミでどうだ?」
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