暁 〜小説投稿サイト〜
居場所を奪われし少年は異世界を目指す。
第4話「赤き竜の目覚め」
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と結界の構築。
これらは全て通常時の能力であり、神器の奥の手(禁手や覇神というらしい)を使えば更に能力は増えたり強力になったりする。
それと後者の能力に関しては現状意味が無いという話なので説明されなかった。

「なんていうかさ……凄いな……」

もう凄いとしか出てこないぞ。
実質上12種類の能力を1つの神器で使えるのに更にここから能力が増えたり強くなるなんて……

「確かに凄いの一言に限るね……」

「いいじゃないか。強力な力を持った仲間が増えたのだし喜ぶところだと思うが?」

「そうそう♪いっちゃんが仲間になってくれるなんてボク嬉しいし!」

本当に凄すぎだって……これ。
後、フリーは急に抱きついてくるなよ!
大きくて柔らかい物が当たってるから!

「?……いっちゃん、顔赤いよ?」

「な、なんでもない!と、とりあえずは少し離れてくれないか?」

はぁ……どうにか離れてくれたぜ……

「不潔……」

「ふふっ……本当に君は見ていて面白い」

色々あったが神器も無事目覚めて良かったのかな?
とりあえずヴァーリはその汚いものを見るような目は止めてくれ……
さすがに傷つくから。
曹操なんか明らかに新しい玩具も見つけたような顔だし。

…………本当に良かったのか?
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