第4話「赤き竜の目覚め」
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介をさせてもらうと私はドラゴンなのよ。名前はアルビオン。白い竜とか白龍皇とか呼ばれてるわね』
「ど、ドラゴン?」
「アルビオンは私の神器【白龍皇の光翼】に封印されているドラゴンなんだ。一誠君のも強力なドラゴンが封印されているみたいだしお揃いだね?」
まだ完全には理解出来ないけど……凄いドラゴンが封印された珍しい神器ってことでいいのかな?
「そこまで難しく考える必要は無いんじゃないかな?ドラゴンの宿る強い神器ってだけでも理解出来ていれば今は十分だからね」
「お揃い……ヴァーリ、ボクと神器交換しない?ボクもいっちゃんとお揃いになりたい!」
「無理なこと言わないでよ!」
『フリード……貴女って人は……』
「アハハハ……」
こうやって誰かと騒ぐことなんて父さんが死んでいらい中々無かったから新鮮だな……
『兵藤君。その神器についてなんだけどいいかしら?』
「こいつに関して?別にいいけど……」
何かあるんだろうか?
やっぱり同じドラゴンだから色々知ってるってことか?
『その神器には6体の竜が宿っているってことはさっき話したけどどんなドラゴンが宿っていてどんな力を持っているかは教えてなかったから教えてあげるわ』
おお!それは助かるぜ!
「頼む!さすがに自分の神器について知らないのはどうかと思うから助かる」
『ちょっと長いけど一気に行くわね。まずは……』
アルビオンの説明を纏めると以下の通りだ。
神器【赤き竜の紋章】
形状は背中に現れる赤い竜の紋様で神器の中にはアステカ神話の龍神【ケツァルコアトル(別名、赤き竜)】の化身である6体の竜が封じられている。
能力は【封じられた6体の竜の身体の一部を具現化させての能力行使】と【とある邪神の封印】の2つ。
それぞれの竜の名前と能力は以下の通り。
【星竜スターダスト】:具現化する際には背中に1対2枚の白銀の翼として現れる。風と星を司る竜で能力は風と重力の操作と使用者の速度の上昇。
【魔竜レッドデーモンズ】:具現化する際には深紅の両籠手として現れる。炎と破壊を司る竜で能力は炎の操作と攻撃力の上昇。
【黒竜ブラックフェザー】:具現化する際には6対12枚の漆黒の翼として現れる。闇と呪いを司る竜で能力は闇の操作と呪いによる相手の弱体化。
【炎竜ブラックローズ】:具現化する際には赤い棘付きの銃剣として現れる。炎と植物を司る竜で能力は発火能力に炎の操作、植物の生成に植物の操作。
【生竜ライフストリーム】:具現化する際には金色の槍として現れる。水と生命を司る竜で能力は水の生成と操作、完全治癒などの生命に関すること全般。
【守竜エンシェント】:具現化する際には水色の宝石の付いた杖として現れる。光と守護を司る竜で能力は光の操作
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