暁 〜小説投稿サイト〜
私の悪魔が囁く
夢の中

[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
施設に戻ってねた。



「ヒック。ヒック。なんで?なんで?私だけなの?ひどい!みんな、消えてしまえ!死ねばいい!憎い!憎い!」

どんどん闇に飲み込まれてく。

ダメだ。闇に飲まれたら。

「わ、私は、復讐したいなんて、思ってない!」

「嘘だな。」

ヴァンス!

「お前は、ずっと復讐したいと思ってる。」

「思ってない!」

「そうかな?」

「あいつ、テストで最下位だったらしいぜ。」

「うわー。だっせ。うけるんですけどー。」

やめろ。

「うっわ。触んな!汚い!てめぇのことなんて、嫌いなんだよ!さっさといなくなれ!」

「やめろ!私は、私は、過去を捨てる!だから、もうやめて。」

「過去を捨てることはできないよ?若菜。」

「でも、過去に囚われたってなんにもならないよ!」

「そうだな。若菜。」

「私は、今を生きる!」

と、ここで目が覚めた。
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ