第9話 イオーでの出来事2
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「いらっしゃいませ〜」
「ど、どうも・・・」
香奈美は店員の顔を見て、メガネが並んでいるところの方に、目を向けた。
「ここ、いいなあ。この店何だっけ・・・」
香奈美は看板を見た。
「ええっとお・・・?・・・メガネ意志場。へえ〜いろんなメガネがあるなあ」
「オススメはこちらです」
「え?これ?」
店員の指先を見ると、なんとコマーシャルで大活躍したメガネが!!!
あの歌手「マニー・ガガ」も、このメガネを買ったという・・・!!
「正しく、マニー・ガガの物です」
「ま・・・じか・・・!!これお得って書いてあるけど、何円するの?」
「こちらは・・・えっと・・・セットで29000円・・・」
「うんうん」
香奈美はメモにその話をまとめた。
内容はこうだ。
<マニー・ガガのメガネ>
・29000円
・16000円
・13000円
ううん・・・どうしようかなぁ・・・そうだ!
「ねえねえ、店員さん」
「あ、はい?」
「もっと教えて!オススメでウチのサイズに合うメガネ!それと、お得なの!」
「はは、はい・・・」
そして香奈美はまた、メモを取った。
<キュート系>
・27000円
・19000円
・8000円
<クール系>
・29000円
・19000円
・10000円
<派手なメガネ>
・28000円
・19000円
・9000円
<シンプル>
・27000円
・19000円
・8000円
<アニメ・キャラクター>
・30000円
・19000円
・11000円
<一番売れているメガネ>
・29000円
・19000円
・10000円
<客のほとんどが似合っているメガネ>
・28000円
・19000円
・9000円
<なぜか効果のあるメガネ>
・33000円
・25000円
・8000円
香奈美はこのメモ帳をじーっと見つめて、「あっ」という声を上げた。
「あの、メガネケースも売ってるんですよね?」
「そうですが、お買い上げになりますか?」
「一応買っておきます。今のはボロボロで、すぐに壊れてしまったんですよ」
「ははあ、そうですか・・・、安くて頑丈で色もしっかりしているメガネケースがあります」
「ちょっとだけ見せてもらえませんか?」
「ええ、いいですよ。で
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