第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜飯食って出動だ!!〜
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ルに向かう。
「こ、これは・・・・・・・」
「まさかの・・・・・・・」
「大根?」
そう、大根だった。
ただの大根。しかも生。
一切の手を付け加えられてない大根がそこにあった。
「シャマルさん・・・・・・・これは料理じゃなくて丸だしって言うんじゃ・・・・・」
蒔風がジトーーーーっとシャマルを見つめるが、そこでティアナがふと気付く。
「あれ?でもバーベキューに大根って使いましたっけ?」
「「「「「!!!!!!」」」」」
確かにそうだ。
バーベキューに大根など使わない。
使わない物は買ってこない。
だったらこの大根はなんなんだ?
「シャマルさん・・・・これどこから持ってきたの?」
なのはがおそるおそる聞くと、シャマルは笑顔で答えてくれた。
「え?持ってきたんじゃないですよ?にんじんと玉ねぎ、そして豚肉で作りました!!!」
「嘘だッッ!!!」
「舜さん!!なんでかわからないけど、それ私の台詞だと思います!!!!」
ギャーギャー騒ぐ蒔風の口に大根が突っ込まれ、沈黙させられてその場に倒れる。
そのあいだも皆で騒ぎ、たまに蒔風の方を見ると口に刺さった大根がモゴモゴと動いて口の中に入っていくのが確認されていた。
そうして食事も終わり、片付けをし、じゃあお風呂に行こうかという話になる。
「どこの風呂?」
「このコテージにはお風呂ないんですよね?」
蒔風やキャロがなのはに訊くと、はやてと目を合わせ、うん、とうなづいた。
「じゃあみんな、今から準備して!!これから市内の、スーパー銭湯に向かいます!!!」
はやてが全員にそう伝える。
わかっているフェイトやアルフなどはおーーー、と腕を上げるが、ティアナやスバルはよくわかってない。
「舜さん、スーパーセントウってなんですか?」
それを聞いた蒔風がにやりと笑って答えてあげる。
「セントウ、準備。つまりだ、スーパー戦闘を始めるから、各自戦闘準備に入れ!!ってことだ」
「ええ!?お風呂なのにですか!?」
「汗をかいて気持ちよく風呂に入るためだ。古よりこの世界の住人は戦闘を越えた戦闘、スーパー戦闘と呼ばれる行為を行ってから風呂に入ってだな・・・・・・・」
そんなことをスバルとティアナに吹き込んでいると、なのはが蒔風の後頭部を軽く小突いてそれを止めた。
「嘘言わないの。ただのおっきなお風呂だよ」
「実はそうなのだ。だがこの世界、魔法文化はないがその分、他の分野は凄く
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