暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜飯食って出動だ!!〜
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・持ってこいよ!!!」

「え?舜君!!!もしかして・・・・・・」


「食ってやんよ!!お前の料理をよ!!俺が食ってやんよ!!」



「舜君・・・・あんた漢や!!!!」


蒔風をはやし立てるはやて。
だが蒔風はどーってことないと胸を張る。



(他世界のシャマルよかマシのはず・・・・・それに・・・・・)


「それに俺は超辛党。思いっきり辛くしてしまえば、味など関係ない」


自慢げに語る蒔風。
そしてシャマルが意気揚々と料理を準備しに行った。


「蒔風・・・本当に食せると思ってるのか?」

「なに、味が変なだけならまだ何とか」

「いや、そーじゃねえ。シャマルのはそんな域は通り過ぎてる」


シグナムとヴィータの言葉に「はてな?」となる蒔風。
そこでわかりやすいように、シグナムがモニターを出し、蒔風に写真を見せた。


その写真を見て、蒔風が思ったことは


「なにこれ?」


だった。


「そこに映っているのは・・・・・シャマルの料理だ」

「え?だってこれ・・・・・・・タイヤやん」



そう、そこに映っていたのは車のタイヤだった。
更にページを進めるとボンネットやミラー、フロントガラスにエンジンと、いろいろと凄いものが出てきた。


もはやあれだ、異次元だ。
何だかわけのわからない煙を上げたり、化学反応をおこしたりするならわかる。
食材だって下手なもん混ぜたらそういったものにもなる。

だがこんなこと、誰が予想できようか。
食材からエンジンなどの無機物ができるだなんて。



「食えるとか食えないとかのレベルじゃねえ・・・・・」

「これ組み立ててはやての車になったんだもんな」

「マジで!?はやてのあの車シャマル製だったの!?」



なんということでしょう。
シャマルさんの料理は錬金術でも使っているのでしょうか。


「車検おりたのがびっくりだったよな」

「うむ。しかも動作不良など一切ないからな」


「あの・・・それもう料理じゃなくね?ってか、俺これから何喰わされんだろ・・・・・」

「ま、一つだけ言えることはあれだ。トウガラシとかじゃどうにもならないってことだ」




ズーーーーーン、と気落ちする蒔風。
彼もまさか食える食えないではなく、絶対的に食いものじゃないのが出てくるかもしれないとは思っても無かったのだ。







「お待たせーーーーーーーー!!!さ、舜君、食べてみて!!!!」



そしてついにシャマルが料理を持ってきた。
こんだけの短時間で何ができたのか、それだけでも恐ろしいが、蒔風がくるりと振り返ってテーブ
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