第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜出張!機動六課!!〜
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そこに「祝福」の花言葉を冠する花束が、風に揺られて残っていた。
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『こっちの用事は終わったよー。なのは、いまどこん?』
蒔風が街中を歩きながらなのはに連絡を取る。
聞けばやっぱりサーチャーの設置なんぞにそんな時間が掛かるわけもなく、今は・・・・・・
『おっけ。じゃあ向かうから、待っててちょ』
そうして念話を切り、蒔風はなのはのいる喫茶翠屋に向かった。
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喫茶翠屋
なのはの両親が経営しているその店に、スターズ分隊のなのは、ティアナ、スバル、そして補助のリィンがいた。
久しぶりの両親との会話になのはも楽しそうだ。
そしてその光景を見てフォワードの二人は
『ティア・・・なのはさんが普通の女の子だ・・・・』
『え、ええ・・・そうね・・・・・』
いつものなのはとは違う一面を見て、そんなことを思う二人。
と、そこに割り込む声が
「なるほど、お前らそんなこと思ってたのね?なのはは思いっきり年頃の女の子だよ。ただもうちょっとそれを前面に押し出してくれたらいいんだけどね」
「あ、舜さん!!!」
スバルの背後に蒔風が現れ、高町家の面々に挨拶をする。
「ご無沙汰してます、士朗さん」
頭を下げて丁寧なあいさつをする蒔風に、ティアナが正直驚いていた。
「舜さんが頭を下げるって・・・・」
「にゃはは。舜君、昔うちに居候してたから、お父さんには頭が上がらないんだよ」
「い、居候!?」
「一緒に住んでたんですか!?」
「うんそうだよ。何かおかしいかな?」
「い、いえ」
「別にそうでもないですけど・・・・・・」
『ティア!!完璧だ!!完璧な女の子がいる!!』
『お、落ち着きなさいスバル!』
そんなスバルとティアナにあいさつを終えた蒔風が絡む。
その顔は半分呆れた感じだ。
「お前らなァ・・・・なのはだって普通の女の子なんだって。ま、こいつは昔っからこんな感じにポワポワした足りない頭で必死になって考えて、それでいて周りには遠慮するようなガキだったからな。そう見られてもしょうがないか」
「む、舜くんひどい!!私ってそんなにポワポワしてる?」
「してるってかさ、お前はもっと誰かを頼れってのよ。フェイトもはやても簡単に協力してくれるぜ?
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