第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜フェイト、受難の巻〜
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「はーーーーー。じゃあ何使ってるんですか?気合?」
シャーリーが感心したように蒔風に訊く。
それに対して蒔風が顎にを当てて答えた。
「AMFって魔法効かないエリアだろ?そりゃあ俺には効かないね。俺は他の世界で仲間になった奴らの力使ったり、十五天帝使ったりするけど、基本的に俺の力は「願い」だね」
「「願い」ですか?」
「翼人ってのはその翼に各人異なった感情を司っているんだけどな、俺のはその想いってのが「願い」なんだよ。で、ありがたくも俺のことを心配してくれる「奴」のオレに無事でいてくれ、とか力になりたい、って思いを翼が受け取って、それを使ってそいつの力を俺が使用できる、というわけ」
「じゃあ他の事も出来るですか?」
「たしか・・・・・炎とか雷出してたよね?」
「おう、あれは単純な変換だな。力を炎とかに振り分けて使ってんのよ。だから出そうと思えば魔力も出せるよ?」
蒔風が自分の説明をし、そんなことは置いといて、と自分がここに来た目的を聞く。
「レリックって何なん?」
「レリックは・・・・・・第一級捜索指定ロストロギア。性質としては高エネルギーを帯びる「超高エネルギー結晶体」であることが判明してるんだけど、本当のことはよくわからないの」
「ふぅーーーん。とにかく、よくわかんない魔力を持った塊があって、なんかの拍子に爆発するとやばいから確保して安全な場所に保管しよう、ってことだな?」
「おおむねそんな感じかな?そして・・・・・」
「それをこいつらが集めてるってわけね?」
そしてモニターに出ていたガジェットドローンの映像を見る。
「このカプセル型のがT型。飛行機みたいなのがU型。大きな球体型のがV型」
「これどっから来るんだ?」
「それはわからないんですよねぇ・・・・・この写真のはシグナム副隊長やヴィータ副隊長が捕獲したもんなんですけど」
「捕獲ってか、破壊、回収だな」
そんなことを話しながら写真が次々に出されていく。
そしてその内の一枚にフェイトと蒔風が注目した。
「シャーリー。二枚後に戻ってくれ」
「え?はい一、二と」
そして望みの画像が出てきた。
それはガジェットの内部の配電盤のようなものだ。
いくつもの回路が張り巡らされ、その中に二人のよく知る物が取り付けられていた。
「おお、やっぱジュエルシードじゃねえか」
「ジュエルシード?」
「私となのは、舜が、昔集めてたロストロギア。でも全部回収したはずなのに・・・・」
「大方、どっかのバカに盗まれたんだろ?ほれ、ご丁寧に名前まで書いてあらぁ」
そう言って蒔風が指差した
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