暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜模擬戦ゴーゴー〜
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ライダァーーーーパァンチ!!!」


一号がマシンから跳躍してスバルにパンチを放つ。
直撃は避けたものの、その衝撃にスバルがウイングロードから落ちてしまう。


そこにエリオを引き連れた(というか押し込み)二号もやってきて、エリオがバイクから離れ、二対二の構図になる。



「エリオ!!」

「スバルさん!!!」

「大丈夫?」

「はい・・・でも結構離されてしまいました」

「うん。早くティアと合流しないと・・・・」


だが目の前のダブルライダーに一切の隙はない。
その風貌にはディエンドのレプリカとはいえ、流石と言わざるを得ない。



「とにかく、ここから逃げよう。私が道を開くから、エリオは行って!!」

「わかりました!!」


スバルがウイングロードを走らせる。
それは一直線にダブルライダーに向かって伸び、その上を疾走していく。

「ディバィーーン、バスターーーーーーーーーー!!!!!!」


スバルの拳から砲撃が放たれる。
だがそこで二号が拳を振りかぶって突撃してきた!!


「ライダァー パァンチ!!!!!」



ドゴォウ!!!!!



ライダーパンチで砲撃を打ち、爆発させて、その爆炎の中からそのまま二号が飛び出てきてスバルと取っ組みあう。
さらにその煙を飛び越えるように一号がエリオに向かって来る。


「くっ、いっけえ!!!!」


エリオがその一号ライダーに向かって槍型デバイス「ストラーダ」を向け、そのブーストからの噴出で一気に突っ込んでいく。
そのエリオに対して一号が両足をそろえ、命中と共に光を放つキックを炸裂させる!!


「電光ォーーー!!!ライダーキィック!!!!!」



カッ!!!ドォォオン!!!!!!



エリオと一号がお互いに弾かれ、エリオが地上、一号が残ったままのウイングロードに着地する。
そして一号が頭を上げた瞬間、真上からスバルの気合が聞こえてきた。

「ナックルダスターーーーー!!!!!」



ドゴォン!!!!!



一号が真上からの攻撃に腕で顔を覆い、それをガードする。

そしてスバルと一号の衝突と共に粉塵が上がり、その姿が消えた。




「スバルさん!!!」

エリオがすぐにそっちに向かおうとするが、その眼の前にスバルと戦っていた二号が変わりだと言わんばかりに立ちふさがる。



「くっ、そこを・・・・え?」



エリオが構え、ウイングロードの上に視線を向ける。

そこでは竜巻が起こっていた。
確かにスバルのリボルバーナックルには回転するギアが付いているが、あんなに凄まじい竜巻を起こすものではない。

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