第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜模擬戦ゴーゴー〜
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「ハリケーーン!!」
自身のバイク、ハリケーンと共に空中に跳び、その後輪を踏み台にして身体をブーメランのように高速回転させて上空にまで飛んだフリードに向かって行った。
「V3!!!!マッハ・・・キィック!!!!」
空中を滑空してきたV3にフリードが炎を吐くが、その炎が回転によってかき消されてしまう。
寸でのところでV3をかわすフリードだが、なんとV3が空中で旋回、再びフリードに向かってきた。
「え!?そんな!!!フリード!!!」
「ゴアアアアアアアアアア!!!!」
そのV3にフリードが今度は炎弾をぶつけ、マッハキックと相殺させた。
V3がビルの屋上に着地して、フリードを睨みつける。
「ちゃぁ・・・・・やっぱ飛べないとありゃ無理か。だったら援軍!竜には龍だ!!!」
[Kamen Ride---RYUUKI!]
蒔風が龍騎を召喚し、その龍騎が「しゃぁッ!!」と気合を入れて拳を握る。
更にカードを装填し、銃口を龍騎に向けて発砲する蒔風。
[Final Foam Ride---RYU RYU RYU RYUUKI!]
そして龍騎がファイナルフォームライドでリュウキドラグレッダーとなり、V3を背に乗せて飛んでいった。
「さて、残ったお前が俺の相手だ。ティアナ」
蒔風が後の戦闘は各自に任せ、ティアナと向き合う。
ティアナは非常に警戒していた。
増援を出し、自分たちをバラけさせ各個撃破を狙ってくるだなんて思ってもみなかったからだ。
まあ蒔風の「力を借りる」ことがあまりにも有利過ぎるのもあるが。
「射撃型のセンターポジション。楽しませてくれ、よっ!?」
蒔風がディエンドライバーを振り降ろしながら引き金を引く。
飛び出た弾丸は一発。
だがその弾丸は振り下ろされた勢いで、本来以上の威力をもってティアナのすぐ脇を通り過ぎていった。
「海東がどう使うかは置いといて、これがオレの銃撃戦だ。ハァッ!!!」
同じように次々と銃を振るって発砲する蒔風。
ティアナはその攻撃に地面を転がってビルの陰に隠れる。
バゴンバゴン!!!と、どんどんビルの壁が削られるなか、ティアナは考えていた。
(私たちが一人一人で戦って勝てる相手じゃない・・・・・このままじゃやられる。考えろ・・・私にできること・・・・・私は・・・・勝つ!!!!)
ティアナの思考が固まる。
そして動きだした。
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