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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜模擬戦ゴーゴー〜
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そして腕をブンブン上下に振りながら、フリードを見て叫ぶ。




「お前ら、空とか、飛ぶなーーーー!!!!くそう、でもここで開翼すんのもなんか軽いなぁ・・・・・力を借りる!!!」



蒔風がその手に銃を握る。
そして左手には一枚のカード。


「ッたく・・・とりあえずこっち来い!!」


蒔風がカードを装填して指でディエンドライバーをクルクルと回転させてからクンッ、と振る。


[Kamen Ride---]

「変身!」

[DIEND!]


その勢いにディエンドライバーの前部が前にスライドされ、蒔風がディエンドに変身する。




「こっちこいやぁ!!!!」

[Attack Ride---BLAST!]




蒔風の放ったホーミング弾がフリードの身体を回りこんで背に乗るフォワードたちに降り注ぐ。
それから逃れるようにフリードが急降下して地面に降り、キャロが防壁を張ってそれを防ぐ。


場所は廃墟の大通り。
そこに蒔風も降り立って、カードを三枚取り出した。


「やっとこっち着たか。逃げられる前に、行ってらっしゃい!!!」



[Kamen Ride---ICHI-GOH!NI-GOH!V3!!]


ディエンドライバーの銃口から三体分のホログラムが現れ、それが実体となって現れる。
その三体は、歴史に名を残す三大ライダー!!!




「仮面ライダー、一号!!」(バッ!)

「二号!!」(グッ!!)

「V3ァ!!!」(ガッ!!)



そして三人並んでポージングをし、名乗りを上げるライダー。
しかも最初からバイクに跨って。

かなり豪華である。



「スゴイ・・・・」

「かっこいーーーー!!!」


そんな姿にスバルとエリオは目をキラキラさせている。

「どうだ!!かっこいいだろう!!このために彼らを出したと言っても過言ではない!!!!」

この男、なにを言ってるのだろうか。





「さて・・・行け!!!」


蒔風の号令に三人が一気にバイクで駆けだす。

一号はスバルに、二号はエリオに、V3はティアナに向かう。
しかし三人のゆく手をフリードの炎が襲った。


だが三人は問題なく炎を突破、各自の相手に向かって行き、V3は目標を変更し、フリードへと向かって行った。



「くっ、ウイングロード!!!」

「待てぇ!!!フンッ!!」



ウイングロードで逃げるスバルを一号がサイクロン号で追う。

またエリオは二号のバイクに突っ込まれ、その真正面にしがみついて、二号と共にその場から離れていく。


V3はと言うと

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