第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change3:一幕の休息と改元のバルバトス〜Unforgettable appearance〜
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れていましたし、僕は激しく動き回っていたのにシン君はほとんど動いていませんでした」
「私も攻撃しても無力化されて、最終的にはカウンターをもらって負けました。されに戦車の特性を持っている私の力をものともしないで対峙していました」
「そうですわね、彼と撃ち合ってみて私の魔法が当たる機がしませんでした。もしシン君が使っている銃が実弾を発射するものであれば確実に殺されていますわ」
「私も朱乃と同意見よ。これが実戦だったらと考えてひやひやしたわ」
「俺はまったく相手になりませんでした。シンは殺気も放っていないのに、対峙するだけで腰が抜けそうになりました」
「私は手合わせはしていませんが、シンさんに回復についての特性や回復要員としての立ち回りなどわかりやすく教えてもらいました。本当にすごいお方です」
そしてテュールも感想を言う。
「まあ私はイッセー君としか手合わせはしてないけどみんなの言っていることは私も同じだったよ。彼とあの森で戦ったときに実力の違いというか…戦闘技術の大きな違いを感じたわ」
みんなは俺と戦った感想を言い合っていく。まあみんなが俺と戦った感想が聞けてよかったが。俺ってこんなにも過大評価されているんだな。俺としてはまだ力を取り戻せていないしあの”生成能力”も今じゃ失われているからな。
「確かにシンはこの中でも総合的に私たちより大げさにいえば天と地の差は確実にあるわ。おそらく私たちとが束になっても奇跡が起きても絶対にに勝てないでしょうね。どのようなことしたらあなたみたいに強くなれるのかしら?」
俺……みたいにか。みんな俺の強さを認めている。確かにうれしいが俺としては自分が強くないと思っている。それに――――
「俺はただ戦場で数え切れない戦いをしてきただけです。それに俺みたいな方法で強くなろうとすると失うものが大きいです。それに俺みたいなことはしないほうがいいですよ……必ず後悔と絶望が待っていますよ」
「ご、ごめんなさいね。あなたの過去に触れるようなことをいってしまって」
「大丈夫ですよ。それよりも今はライザーを妥当するためのことを考えましょう」
「ええ、そうねミーティングも終わったことだし、修行で書いた汗を流すためにお風呂に入りましょうか。ここは温泉だから素敵なのよ」
温泉か、まあ俺はまだやることがあるから後で入るが…
俺は念のためイッセーを見てみると案の定先ほどの疲労と悩みを抱えた表情から怪しい笑みを浮かべていた。大方女子風呂を覗くつもりだろうな……まあ一応言っておくか。
「イッセー、俺は後で風呂に入るから覗く気はないぞ」
「僕も覗かないからね」
「な、何で俺の考えていることがわかったんだ!?」
イッセーが俺と木場の発言に動揺しているが
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