ハイスクールD×D 器用で不器用な赤龍帝
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ルトと一緒にこれからを歩んでいきたい」
「ウチ、こんなちんちくりんっすよ」
「可愛らしくていいじゃない」
「話し方も変だと思わないんすか」
「それでミッテルトの魅力が減るどころか増すね」
「本当にウチでいいんっすか?」
「ああ、ミッテルトが良い。オレが相手じゃ駄目か?」
「そんなことないっす!!だけど、ウチとイッセーじゃ釣り合わないっすよ」
「言いたい奴には言わせておけ。釣り合わないと思うのなら釣り合うように引き上げてやるよ。それがオレには出来る。二天龍クラスまでとは言わないけど、周りにあれこれ言われないよう位にしてやる。それも短期間でな」
「でも」
「ミッテルト、余計なことは全部オレがねじ伏せてやる。だから、お前の素直な気持ちを聞かせて欲しい」
やばい、超緊張する。オリンピックなんかより全然緊張する。背中で何度も何かを言おうとして口を噤んでしまう気配を感じながら無言で歩き続ける。どれだけ時間が経ったのか分からなくなった頃、本当に小さな声でミッテルトが気持ちを伝えてくれた。
「……ウチも、一緒にいたいっす」
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