ハイスクールD×D 器用で不器用な赤龍帝
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勘違いしていたみたいだ。倍加の力って全体強化しかなかったのかよ。部分強化って譲渡の力なのかよ。あれ?むしろ弱くなってねえか?そう思ったオレは悪くないはずだ。
あっ、ちなみに現在3歳です。イリナちゃんからの新聞紙ブレードを防御するために神器が出ました。赤龍帝の籠手も体に合わせて小さいですが、宝玉内に赤龍帝の紋章も浮かんでます。
原作の一誠の弱さが際立ちます。お前、3歳児が怪我を防ぐための防衛本能で起動してるんだぞ。どんだけ気合が入ってなかったんだ。
赤龍帝の籠手が出せるようになってからイリナちゃんの打ち込みが強くなりました。左手だけじゃ捌ききれなくなってきたので右手も寄越せと強く念じると右手にも籠手が出ました。ふはははは、これでイリナちゃんの二刀流に対抗できるぜ。喰らえ、四の字固め!!君が、泣いても、謝るまで、許さない!!あっ、ちょっ、ひっくり返らなあだだだだ!?イリナちゃんの方が体格が良いから返せないいてててててて!!タップ、タップ!!
関節技はやっぱり痛いです。
とりあえず神器が出たんだからこれを使いこなさないと話にならない。イリナちゃんとの体力が完全に切れるまで全力バトルで身体を作りながらおやつと昼寝で回復する。イリナちゃん、抱きつくまではともかく上に乗るのは勘弁して。その所為でこの前ファーストキスを奪われちゃったんだから。顔がヨダレまみれにもなったし、母さんが写真に残しちゃってるし、散々だったんだから。
さて、原作ではとにかく体を鍛えるとあったが、力を使いこなすためには使いまくるのが一番のはずだ。意識を籠手に向ければカウントを感じ『boost』の音声に合わせて力を発動。そのまま効果が切れるまでの時間を数えながら、再びカウントを始める。これを寝たふりをしながら続ける。これを続けてタイミングを完璧にって、いたたたたた!?イリナちゃん、寝ぼけて噛みつかないで!!母さん、ヘルプヘルプ!!
イリナちゃんのお父さんがなんだか暗い顔で引っ越すことになることを告げてきた。ああ、もうそんな時期なのかと思っていると泣いているイリナちゃんに押し倒されて後頭部を床に叩きつける。イリナちゃんと一緒にいると生傷が絶えなかったから痛みには随分と強くなった。イリナちゃんのお父さんが複雑そうな顔をしている。確かヴァチカンに行くんだっけ?ってことはイタリアでの生活のはず。手紙ぐらいは送ってあげよう。第2外語でイタリア語をとっててよかった。簡単な手紙ならかける。美人を見たら口説かないと失礼だから口説くためのセリフ集とかいうテストだったせいでそっち系のボキャブラリーは豊富だ。それを分解すれば多少の日常会話の手紙を書くことは可能のはずだ。
イリナちゃんと別れてからは体を鍛える効率が下がった。同年代が相手
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