暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1567話
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ムの整備をしてもいいだろう。
 しかし、これから俺達が行うのはOZとの戦いだ。
 その中には当然連戦になる事もあるだろうし、1人で整備をしているだけの余裕がないという事も十分に考えられる……というか、間違いなく普通にあるだろう。
 恐らくノベンタは俺達シャドウミラーを、連合軍が苦戦している戦場へと送り込む筈だ。
 それは決して間違っているとは言えず、それどころかシャドウミラーのような突出した戦力の使い方として考えればこれ以上ない程の正解とも言えるだろう。
 だが、この地球にある連合軍の基地がどれ程の数になるのか。
 勿論その全てにOZが攻撃を仕掛けている訳ではない。
 OZの中で優先順位の高い順番に攻撃を仕掛けているのは間違いないのだから。
 それでもOZが攻撃を仕掛けるだろう基地の数は多く、そして連合軍の戦力では練度の問題で防衛戦を行っても決して有利にはならない。
 そんな場所を次から次に俺達が救援に向かうのだから、当然のようにこっちに休む暇はないだろう。
 ……正直、俺はそれなりに体力に自信があるが、出来れば凛と綾子は十分な休憩時間を作ってやりたいと思う。
 体力的な問題ではなく、精神的な問題で。
 いっそ俺だけで攻めるというのはありか? ……いや、どのみち俺が今乗っているのはトールギスであって、永久機関の動力炉だったり、武器のエネルギーを機体から流用出来るといったシャドウミラーでは普通の機体じゃないんだから、その辺は無理か。
 推進剤の問題もあるし。
 幾らトールギスが強いと言っても、OZに物量作戦で来られればこっちのエネルギーや推進剤が尽きるのが先だし。
 そんな風に考えている間に輸送機は着陸態勢へと入り……俺達は本来救援予定だった基地へと到着するのだった。
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