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ファンタシースターオンライン2 -銀色を包む琥珀色の星-
第6話 終わりの始まり
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基地へと向ける。
アザ「なんだ…?何を…する気だ…?」
その矛先に、炎と闇の力が集束していく。その力は次第に巨大になっていった。
こ「あれは…まずいッ!!わかば!くれあ!メルティ!」
わ「分かってるよ!」
く「あんなの放たれたら、採掘基地が粉々にされる!」
メ「なら、同じ力で押し返すだけですわ!」
こにぃ、わかば、くれあ、メルティの4人はダークファルスと同じく、炎と闇の力を集束し始める。そして…
4人「「フォメルギオンッ!!」」
ダークファルスと4人の複合テクニック、フォメルギオンは同時に放たれた。2つフォメルギオンは衝突し、衝撃波が生まれる。力の差は五分五分…いや、4人の複合テクニックが押されていた。
こ「くっ…!押し…切られる…!」
わ「まだ…!ここから…押し返す!」
く「まだいける…!まだ…!」
メ「こんなとこで…終われませんわ…!」
「……チカラ…モラウ…」
そう、ダークファルスは呟いた。その瞬間、ダークファルスのフォメルギオンは押し切られた。
め「お姉様達のフォメルギオンが…勝ったのですか…?」
バ「いや…違う…ハッ!しまったッ!」
バルバテスは後ろを振り向く。チームの1番後方、最も守らなければならない者のほうを向く。それは…ツヴァイだ。ダークファルスはツヴァイの目の前に立っていた。槍を構え、攻撃する寸前だった。
バ「やめろッ!!」
バルバテスは走り出す。それに気づいたメンバーも一斉に走り出す。が、
「モウ…オソイ」
ダークファルスは槍を、突き刺した。そこにいる誰もが、その光景に驚愕した。槍からポタポタと紅い血が流れ落ちる。それを1番近くで見ていた少女は叫ぶ。自分の身代わりに、ダークファルスの攻撃をまともに受けた、その少女に…。
ツ「ラフィルッ!!!!!」
ツヴァイは叫んだ。自分を守ったラフィルに向けて。そのラフィルの胸には、紅い槍が突き刺さっていた…
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