第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜翼人?うっそだぁ〜
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「え?私はいいけど、ヴィータちゃんがなんて言うかな?」
「と、言うわけでここにヴィータを呼んどるよ」
「早ぁ!?いつの間に!?」
「うちは空間、広域魔法のエキスパートやで!!!!」
はやてさん、それ違います。
ともかく、はやてが通販で紹介するようにヴィータを出した。
本当にどっから来てたんだろう。
「あたしはいいぜ?手間が省けていいもんだし、舜が相手ならまあ無茶はしないだろ」
「そうだね。だったら任せるよ」
と、教導官二人の許可がおり、蒔風がよっし、と張り切る。
「お前ら、吠え面かかせてやっからなぁ!!!覚悟しとけよ!!!!」
そう言いながら部屋から飛び出す蒔風。
ポカン、とフォワード陣がその後を目で追い、どうしようかと話し合った。
「ね、ねえ。ほんとだったんじゃない?ティア」
「大丈夫よ。私たちはいままでだって訓練をしてきた。勝てるとは思わないけど、全力を出せば一撃くらいは・・・・・」
ティアナがやる気を出しながらそう言う。
だが、そこに声がかけられる。
「甘いな」
「あ、シグナム副隊長」
その背後に立っていたシグナムが腕を組んで立っていた。
「話は聞いた。おまえら・・・・・」
そう言ってティアナの肩を掴み、マジ真剣な目をして忠告した。
「その・・・なんだ・・・・・・やってしまったな」
「あー、そっか。シグナムいっぺん舜と戦ってたもんな」
「ああ・・・・・・正直に言おう。死を覚悟した」
その一言に皆の背筋が凍る。
エリオとキャロがガタガタ震えながらフェイトにしがみつくが、フェイトと目があった瞬間、ブワッ、と涙を流して口に手を当てた時、自分たちは終わったんだ、と肌で感じた。
なのははいっこうに目を合わせようとしないし、はやては今から医務室のシャマルに連絡を取っていた。
「確かに強いのは列車で見ましたけど、そんなにですか!?」
「やばいで〜〜〜〜?正直、リミッターはずしてもうちら全員でかかって勝てるかどうかや」
「うっっそぉ・・・・・・」
シャーリーがずり落ちた眼鏡を直しながらつぶやく。
隊長格の五人は「一つの部隊の戦力基準」のラインを越えないように、その力に制限をかけ、ランクを二個か三個落としている。
そのランクを元に戻してでも勝てるかどうか。
いや、あの感じだと結構絶望的みたいだ。
「そんな・・・隊長格五人がかりで!?」
「ううん。舜なら多分ザフィーラとシャマルがいても勝っちゃいそう」
フェイトの言葉に全員が同時に立ち上がって模擬戦の仕度を
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