第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜翼人?うっそだぁ〜
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
内容はいつも世界で話すことだけで、翼人までの事には至っていない。
だがそれでも彼女らを驚愕させるには十分なインパクトがあった。
「な、なのはさんが!?」
「殺される!?」
「って話だよ。させないからな」
「それにしても高次の世界を回ってるだなんて・・・・・」
「それがオレさんの・・・・まあ、やらなきゃならないことだかんね」
そう言ってテーブルの真ん中におかれたスパゲッティをつまんで食べる蒔風。
フェイトやはやては知っていたことだが、初めて知らされたフォワード陣はシィン、としてしまう。
そんな状況に、またエリオが口火を切る。
「で、蒔風さん、結局「翼人」は・・・・・・」
「あん?・・・・・・・言ってもいいのか?」
「是非知りたいです!!管理局で英雄とされ、あの伝説の中でもさらに伝説とされている「翼人」ですよ!?」
「ミッドチルダの子供たちならみんな憧れてますよ!!!」
スバルとエリオのどーしようもない感じのよいしょに蒔風がプルプル震えて涙目になりながらなのはの肩を掴んで「どーにかして」と目で訴える。
「なんやむずかゆいなぁ。もう言ってしもたらどうや?」
「うー、えー、あー・・・もー」
「「「「??」」」」
はやてと蒔風の話にはてな?となるみんなに、蒔風がついに言った。
「俺がその翼人ですよ。まったく、あまり言い広めないでくれよ?」
言った。ついに言った。だが
「冗談はいいですから、本当にいたんですか?」
「え?」
「蒔風さんは確かにわけわからないけどそれは別世界だからでしょう?なんか翼人って言う感じしないですよーー」
「は?そ、それは・・・・」
蒔風ががっくりと肩を落とす。
まあ確かに、へらへらしてるし、身体はヒョロい方だし、雰囲気は完璧にお兄さんだ。
対してスバルたちの思い描いている「翼人」は、いかにもな感じの英雄さん。
これで本人が「俺が翼人です」なんて言ってもその場しのぎの逃れ回答にしか聞こえないのも無理はない。
「うう・・・・・うううう・・・・・・」
「で、蒔風さん、あなた翼人知ってるんですよね?どんな人ですかっ?」
しかし、彼らの抱いている蒔風に対するイメージに反論できない蒔風はうなる。
そんなことは自分が一番わかっているからだ。。
しかし、そんな彼に好奇心満々で聞いてくるエリオにスバル。
頭を押さえるティアナにあはは・・・困ったように笑うキャロ。
そんな彼らに、蒔風が言った。
「よし。なのは、こいつらの午後訓練、模擬戦にしていいか?」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ