暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜そして対面、久々の再会〜
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んて言ってたか思い出せる?」

「え?えっと・・・ですね。そうだ、「この世界に来て」だとか「「奴」の前に死ぬ」とか「世界最強!!」とか言ってましたけど・・・・それより追わないとですよ!!」



ティアナが男の発言をはやてに伝え、追おうと促す。
だがその催促は耳には入っておらず、最初の方の言葉に、はやての目が見開かれる。


「そんな・・・・まさか・・・・・・・」

「や、八神部隊長?」

「はやてちゃん?」

ティアナとリィンが心配そうに顔を見る。
その顔は驚きに満ちていて、そしてすぐにポカンと口を開けて笑った。



「帰って・・・・・来たんや」

「え?」

「ついに・・・・・やっと!!!!」



はやてが言葉と同時に部屋を飛び出す。
その後を慌てて二人も付いて行った。



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「まぁてぇ!!!!!」


バッ!!!!


スバルが包帯男に飛びついて捕まえようとする。
しかしその腕の間をするりと抜け、男はなおも走り続ける。


(視界がはっきりしねえ!!これじゃ薄ぼんやりとしかわかんアでっ!!!!)



ゴッゴン!!!!!



そこでまた壁にぶつかる。
だが今度は一気にその壁を崩し、別の部屋に飛び込んだ。


そこは空き部屋のようで、特に何もなく、さらに突き進んで反対側の壁も崩した。


その先は食堂。
だが、そこでさらなる衝撃が男を襲う。





バギャア!!!!





ハンマーが横なぎにぶち当たり、男の身体が吹っ飛んだ。
そのハンマーの持ち主はヴィータである。


騒ぎを聞き、アイゼンを取り出して気合を込める意味でブン回したのが、偶然にも命中したのだ。
いや、してしまったのだ。



「げ、げぶぅ・・・・・・」

「え?あれ?おい!!お前、大丈夫か!?」

「ヴィータ副隊長!!!その人捕まえてください!!!!」

「え?あ、ああでもよ・・・・・」

捕まえるまでもないだろ、とヴィータが言葉を続けようとする。


ところがどっこい、この男は今耳がふさがれてよく聞こえていない。
そんな彼にはこう聞こえていた。



『え?あは!!おっしゃ!!!お前、大自滅な!!!』

『ぶんどって腸!!その人のを!!得てください!!!』



正直言って全然意味わからん。
だが



(俺の腸をぶんどる!?しかもこいつら俺ぶちのめして喜んでる!?)




彼はこう解釈してしまった。



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