第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜出会いは激突から(二回目)〜
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!?」
「は!?」
ゼロライナーから(デネブの声で)蒔風の警告が飛んでくる。
そして次の瞬間、レールに跳ねあげられ、ゼロライナーがジャンプして脱線した。
「あッ!!!」
「脱線した!!!!」
が、それで終わるこの列車ではない。
空中で前後の車両を入れ替え、前になった車両の上部が少しだけ持ちあがり、バラバラバラバラ、とそこが回り始めた。
「と、飛んだ!?」
「ヘリコプター!?」
「も、もう列車じゃないです・・・・・」
三人がポカーンと呆れる。
そうしていると、先に後ろ車両をレールに下ろし、その後ろに前車両が降りて連結することでもう一度前後入れ替わってからゼロライナーがリニアの前に降りる。
「連結!!!」
そしてリニアと連結する。
もちろん互換性などない。だがら連結用のアームを強引にリニアの前部に噛みつかせて連結させる。
ゆっくりと列車の勢いが弱まり、そして止まる。
その間に次々とガジェットがゼロライナーに群がっていくが、出てきたドリルやナギナタのプロペラに巻きあげられ、粉砕されていく。
ガシュウウウウウウウウウウウウ・・・・・・・・・・・・・・・・
「ティアナさん!!スバルさん!!!目標を確保しました!!!・・・・ってなんですかこれ?」
「さ、さあ・・・・・・」
完璧に取り残されてやってきたのはエリオとキャロだ。
すでに小さくなってしまってる龍、フリードもいる。
取り残されている、という点ではティアナ達もどっこいどっこいだ。
完璧にわけがわからない。
その眼の前で、ゼロライナーが光の粒子になって一瞬で消えた。
そしてリニアの上に、蒔風が飛び乗ってきた。
それを見た五人は
「「「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」」」」」
それはもう壮絶な悲鳴を上げた。
無理もない。
出てきた男は胸から頭から血をダラダラと流し、それでいてニカッ、と笑いながら近づいてくるのだから。
「う・・・そんなにビビんなよな・・・ゲボァ」
ドシャッ
そして倒れた。
血を吐いて、盛大に倒れた。
国語辞書の「倒れる」とかの欄に乗せたいくらいだ。
御覧ください、これが「倒れる」と言う事でございます。
「きゃあああああああああ!!!!!は、はやっ!!早く治療治療!!!!」
「エーとえーと!!!包帯!!包帯ですぅ!!!!」
「キャロ!!!早く治癒魔法!!!!」
「は、ハイ!!!!
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