暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜出会いは激突から(二回目)〜
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しかけた。


「こらーーーー!!!どこの誰だか知りませんが、早急に戦闘をやめて治療を受けてください!!!ティアナ、怪我はどれくらいです?」

「激突・・・・・・」

「は?」

「・・・・・・リニアと正面衝突しました(ダラダラダラダラ)」

「とんでもない重傷じゃないですかそれ!?は、はやく・・・・・」



「あぶねえ!!!!!!!」



リィンが蒔風を力づくでも引っ張りこもうとする。
だがそれよりも早く、リィンを抜いて、ティアナスバルの背後に走る蒔風。




ドォン!!!!!!





そこに出現したガジェットと蒔風がぶつかり合う。

とっさに庇った蒔風が、来た道を戻るように跳ね飛ばされ、列車から落ちる。
その先は崖になっていて、下は森だが、落ちたらタダでは済まない。



「ああ!!!!」

「そんな!!!!」


スバルとティアナが列車から落ちた蒔風を追い、落ちた先を見に行こうとする。
だがその脚は一歩も出ることなく、ガジェットに足止めされてしまった。


「ッ!!!」

「邪魔よ!!!・・・・・ん?」


ティアナが耳を押さえて、何かを聞きとる。
それにスバルがどうしたのかと聞いた。


「なんか聞こえない?汽車みたいな」

「汽車・・・です?リィンには何も・・・・・」

スバルとリィンも耳をすませ、その瞬間、それは聞こえてきた。






ブォン、ブォーーーーーーーン!!!!!!!






「ほら聞こえた!!!」

「どこから!?」

そしてスバルのその疑問はすぐに解消された。


崖の下からレールが延びてきて、その上をゼロライナーが走ってきたからだ。



「落ちるかアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」


そのコックピットでは蒔風が運転をしていた。
ゼロライナーはリニアと並走し、徐々にその距離を縮めて行く。

だがそれを簡単に許すガジェットでもなかったようだ。
列車上のガジェットが一気にゼロライナーに殺到する。

だがその勢いに跳ね飛ばされて行ってしまって歯が立たない。


そして次に狙ったのは




「レールを狙うか!!!この野郎!!!!」




レールにアームを絡ませ、ビームで破壊し始めたのだ。


その歪んだレールにゼロライナーがガタガタと揺れ始める。



「スバル!!行くわよ!!」

「うん!!!」


そしてついにスバルとティアナが動き出そうとした。







「お前ら!!!頭引っ込めてろ!!!下手したら首取れんぞ!!!!」


「なっ
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