第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change2:山岳での修行〜Devils informed of weakness〜
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「驚いたよ、君の反応速度すごいね。動きが変則的過ぎてまったく手も足も出なかったよ」
「木場、手合わせしてわかったことだが剣術に関しては才能はある…だがすべての動きが単調で一定だ、そんな動きをしていると簡単に対抗策を取られて反撃されるぞ。そして一撃一撃が弱すぎる、俺はお前の攻撃を受け流してわかったがこの調子だと決め手に欠ける。だから木場に出す課題は、攻撃力の増強と攻撃、移動、防御すべての動きに変則的な動きを加えることだ」
「なるほど、一回の手合わせでこうも僕の弱点を見極めるとはすごいね」
「そこまで凄いものではない。さて次は小猫だ」
手合わせ二本目:小猫
「当たってください」
「そういって当たる敵はいないぞ」
今俺は小猫との手合わせ中だ。”戦車”の特性上当たれば大ダメージが入るが…
「木場と同じで動きが単調だぞ」
「・・・っ!」
小猫は俺に向かって的確な攻撃をしているが木場と同じ動きがわかりやすい。それに小猫の小柄な体格上攻撃の範囲が狭く回避しやすい。
「・・・すべての攻撃が受け流されるッ!」
「それぐらいプロの兵士なら簡単に見切れる。お前も木場と同じく動きに変則性がない。こんな攻撃を繰り返していると―――」
俺は小猫の右ストレートをかわしそのまま小猫の右腕をつかみ背負い投げで地面にたたきつける。
「このように簡単にカウンターで攻撃されるぞ」
「参りました・・・」
俺は小猫野右腕を放し小猫を立たせる。
「さすが祐斗先輩を倒した実力ですね」
「そんなことはない、それと小猫お前は物理的な攻撃力なら眷属一だろう。だが先ほど木場に教えたとおり動きが単調すぎる、もっとさまざまな動きで攻撃をしてみろ。それとお前は体格が小柄だからその短いリーチの克服転も見つけとけ」
「・・・はい」
手合わせ三本目:朱乃さん
「あたらないものですね」
今俺は朱乃さんがはなつ雷を避けているところだ。魔法を使う相手との戦いはこれが初めてだが、ある意味銃撃戦と同じようなものだな。朱乃産の狙いは正確だが、回避予測がまるでだめだな。しかも攻撃した後数秒隙ができている
「狙いは正確ですが回避先を読んでいないと避けられますよ」
再び数発の雷が俺に向かって放たれているが俺はすべて避ける。そろそろ決着を着けるか。
俺は掘るスターにしまってあるペイント弾式の拳銃をホルスターから抜き構える。
「これならどうでしょうか」
朱乃さんは先ほどと同じ雷撃を撃ってきた。俺はそれを回避し、朱乃さんの背後に回りペイント弾数発を朱乃さんの背中に当てた。
「負けてしまいましたわ」
「攻撃としての狙い、威力はいいですがただ狙っているだけではだめ
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