第18話:勝vsレオン
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堵を漏らしながら廊下を歩く結衣。
元々、彼女は『デュエマ部』でこういった仕事は任されており、慣れてはいるが、生徒会では、その何百倍といった具合に、流石の結衣でも骨が折れる。
「んっ?」
そんなことを考えていると、ふっと階段付近で地面に横になっている男子生徒を見かけた。
何故そんな所で寝ているのか、と思いながら、あんな所で寝ていては風邪を引いてしまうので、とりあえず、結衣は彼に近づいた。
「君、そんな所で寝ていると風邪を引くよ」
男子生徒に近づいた結衣は彼の体を揺らしながら、そう言った。
だが、次の瞬間、男子生徒の顔を自分の方に向けさせた瞬間、結衣は口を両手で抑えて驚いてしまった。
「えっ?嘘…でしょ…?」
何故なら、階段付近で横に寝ていた否、倒れていた男子生徒は彼女にとって見慣れた少年、神原 拓真だった。
―――この日、勝を除いた『デュエマ部』のメンバーは何者かに襲撃された。
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